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【ボクシング】井上尚弥「11Rはギアを入れて倒し切れた」大橋会長「本当に倒してビックリ」

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2022/12/14(水)UP

次の戦いへ切り替えている様子の井上

 12月13日(火)東京・有明アリーナにて見事11ラウンドKOで4団体王者となった井上尚弥(29=大橋)が試合後の会見に出席した。
 井上は、粘るバトラーを最後までアグレッシブに攻めて11Rにボディブローから左フックでダウンを奪い、KO勝ちを果たした。

【フォト】井上の強烈なボディブローが炸裂、そしてKOの瞬間

大橋会長(右)、父親の井上真吾トレーナーと

 試合後の記者会見で井上は、「久しぶりに11R、疲れましたね。自分が考えるよりも、タフでした。自分のやりたいボクシングができたなと思います。左ジャブ、これだけは絶対に勝つと思って練習してきました」と手応えを語る。

 大橋秀行会長はKOの場面を振り返り、「ブラボーでした!(笑)。勝つことはできても、倒すのは難しい相手だったんで、KO前のインターバルで倒すぞと言ったら、本当に倒してビックリしました。判定とKO勝ちは200%違うんで。価値のある一日でした」と笑顔を見せた。

井上のボディがヒット!

 父親の井上真吾トレーナーは「試行錯誤しながら戦っていまして、煮詰まるなよと。でも最後、ああいう形で仕留めるのはすごいこと。4団体統一は凄いことです」と偉業を称えた。

 最後に井上は、「11Rギアを入れて倒し切れたので、収穫のある試合でした。ここがゴールではないので、最高の景色をファンの方が見せてくれたんですけど、まだ通過点と考えているんで、満足はしていますが次に向けて切り替えています。スーパーバンタム級へ上げて、会長が決めた試合を戦っていきます」と2023年への抱負を語った。

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