【グラジエーター】国際戦が続々決定、フライ級王者NavEはモンゴル強豪相手に防衛戦=3.26
3月26日(日)に大阪・176boxで開催される『BODYMAKERpresents GLADIATOR 021』の対戦カードが発表された。「GLADIATORフライ級タイトルマッチ」で第3代GLADIATORフライ級王者のNavE(ナベ=N★TRUST)がニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)と対戦する。
NavEは2018年9月に加マーク納を破りベルト戴冠し、今回が2度目の防衛戦となる。当初、対戦相手は『DOUBLE GFC』フライ級王者のチェ・ドンフンの予定であったが、ドンフンが練習中に右足小指を骨折(中足骨骨折)の負傷をし全治6週間の診断を受け出場不可能となったためニャムジャルガルに変更となった。
ニャムジャルガルはモンゴル相撲の経験の他、柔道ではアジアオープン3位、モンゴル学生選手権準優勝、柔術青帯、コンバットサンボでモンゴル選手権で銅メダルを獲得しているファイター。MMA戦績はアマ2戦2勝、プロ5戦全勝でMGL-1FC フライ級王座を獲得、現在もベルトを巻いている強豪だ。
果たしてNavEはモンゴル強豪とどう戦うのか。ベルトの行方はいかに。
また、WARDOGバンタム級王者・ゆうとが、韓国のICKFフェザー級チャンピオン キム・ウィジョンと対戦。
ゆうとの対戦相手・キムは、韓国柔道国家代表常備軍出身でMMA戦績は4勝3敗。BLACK COMBATチャンピオンズリーグへの出場経験もあり、勝利を挙げている。
今回4度目のGLADIATOR参戦となるゆうとは「強い相手と組んで欲しい」と明言し主催者サイドが提示した選手との対戦を一度は拒否。その意気に応えるためにキムとの対戦が決定したという。
王者としての漢気が、新たな脅威となる韓国人ファイターの来日を実現させたといっても過言ではない一戦となった。
神田T800周一(パラエストラ広島)も、モンゴル人ファイターのテムーレン・アルギルマーとの対戦が決定した。神田は昨年4月に福島啓太を破り、GLADIATORバンタム級のベルトを戴冠。その後、修斗公式戦「闘裸男」で野尻定由に勝利し、11ヶ月振りにホームに帰還する。
対するテムーレン選手は23歳の新鋭で、3つのジムに所属している。MMA戦績はアマ4勝無敗、プロ5勝4敗で、ムエタイで4戦4勝(モンゴル選手権優勝)、シュートボクシング3勝無敗、散打とコンバットサンボでともに国内選手権銅メダルという結果を残している。タレントリレーションズ代表の長谷川賢が112ファイトアカデミーでテムーレンの練習を見た際に「神田選手との試合が見たい」と直感したという。
初の国際戦となった神田は、プロ10年目のスタートをモンゴルの万能型選手相手にどう戦うか。
また、同じく国際戦でWARDOGストロー級王者の中務修良(NO MAD)が、フィリピンのエイドリアン・バトト・ジェマーと対戦。
中務は、ボクシングとレスリングで培った技術をバックボーンにアマチュア大会で、SAW全国関節道選手権-60kg級優勝、無差別級準優勝を飾るなど好成績を残し、18年にプロデビュー。昨年7月には『RIZIN.36』で砂辺光久にTKO勝利を収めている。
対するバトトは2016年、20017年と2022年のムエタイ・フィリピン王者。アマ・ムエタイで12勝2敗、プロ・ムエタイは2勝無敗、アマ・キック4勝無敗と立ち技でのキャリアを持つが、柔術は青帯だが、トライアウトではレスリングと柔術を融合させたサブミッション・レスラー振りも発揮していた。
MMA戦績の上回る中務が力を見せるのか、バトトが勝利をつかみとるか。
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