【RIZIN】鈴木千裕、ベラトール王者KOし「負ける勇気を持って勝ちに行った」五味隆典も涙
7月30日(日)に開催された『超RIZIN.2』(さいたまスーパーアリーナ)の[RIZIN MMAルール:5分3R(70.0kg)]で、ベラトール現フェザー級王者パトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)に衝撃のKO勝利を収めた鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が試合後インタビューに答えた。
【動画】ベラトール二階級王者パトリシオが倒れた!レフェリーストップの瞬間
鈴木は序盤からパンチのフルスイングで仕掛ける。パトリシオのタックルも切ると、一気に前に出てパンチを振るい、右フック、右ストレートと連続ヒット。これでパトリシオを打ち倒し殊勲の1RKO勝利となった。
パンチがヒットし、パトリシオが倒れた瞬間、鈴木は「俺のパンチは世界に通用した」と素直に思ったと振り返る。
パトリシオと向かい合ってみて「やっぱりオーラがあって。僕が技をかけようと思っても、それを簡単に狙われてるような。蛇に睨まれてるような感じがしたんですけど」とカウンターを狙われている感じがしたと言う。
続けて「でも、もう関係ねえやって」と向かっていったと語る。
今回の試合テーマを「本当に”負ける勇気を持って勝ちに行く”だった」と、RIZIN榊原代表が出版したばかりの書籍名を出す。
続けて「題名見た時に、あ、今回これ俺のテーマだなと思って。負ける勇気を持って勝ちに行って、勝ちました」と、榊原氏の座右の銘を心に勝利出来たと言う。
相手は再戦を要求してくると考えられるが、鈴木は「一言で。イエス、やります」と即答した。
今回の結果を受け、次戦はクレベルへのリベンジか、もしくは本日RIZINフェザー級王者となったケラモフへの挑戦か。どちらを希望するかとの問いには「僕はファイターなんで、RIZIN次第です。誰とやりたいとかこだわりは、もう今はないですね。 誰でもやるぞっていう。なんか晴れました」と今回の勝利で大きな自信を得たようだ。
クレベル戦前には、五味隆典の道場に出稽古し、鍛え上げてきた。
その五味は「終わった後にも控室に来てくれて、これ言っていいのかな。ちょっと半泣きでした」と半泣きで勝利を喜んでくれたと言う。
さらに「よくやったなって言ってくれたんで、やっぱ間違ってなかったんだなと思いました」と五味のジムでの猛特訓から得たものが生きたと嬉しそうに語った。
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