【ボクシング】重岡銀次朗、“頭突き”無効試合のバラダレスとの再戦に早期KO予告「1Rでも2Rでも倒す」=10.7大田区
10月7日(土)東京・大田区体育館にて開催されるプロボクシングイベント『3150FIGHT vol.9』の対戦カード発表会見が、6日都内にて行われ[IBF世界ミニマム級王座統一戦]として、同級暫定王者の重岡銀次朗(ワタナベ/9勝7KO無敗)がバッティング・無効試合の因縁の相手、同級王者のダニエル・バラダレス(メキシコ/26勝15KO3敗1分)の再戦が発表された。この再戦は8月11日に行われる予定だったが、重岡の拳の負傷で延期となっていた。
両者は今年1月に[IBF世界ミニマム級タイトルマッチ]で対戦し、試合は重岡がボディを効かすなど優勢だったが、3ラウンドに王者バラダレスからバッティングしたものの、額を押さえ負傷をアピール。まさかのノーデシジョン(判定なし)となった。
その後、4月に重岡は同級前王者のレネ・マーク・クアルトと暫定王座決定戦を行い、KO勝利で同級暫定王座を戴冠したのだ。
重岡は会見冒頭から「1月は3Rだけ経験して、バラダレスの強みが少しだけわかった。相手は頭が危ない選手でもあるので、そこは冷静にやりたい。1R目から着実にプレッシャーをかけ潰したい」と臨戦態勢だ。
前回、試合は優勢であったが、バッティングアピールで無効試合に。このまま行けば重岡がKO勝利するかとも思われた。重岡にKOイメージを聞くと「冷静になった上で、1Rから倒すパンチは打とうと思っていて。タイミングがあれば1Rでも2Rでも倒します」と早期KO宣言。
バッティングについても「相手の頭が怖いというのはあって。自分も、飛び込んでワンツーするみたいなのは気をつけて、もっと落ち着いてやれれば」と抜かりはない。
対するバラダレスはZoomにて参加し「お互いが望んでいる再戦だ。白黒はっきりつけたい。試合は前回とは全く違う様子になる。勝つのは自分 」と息巻く。
試合までひと月、7月に負った足の怪我も回復しており、重岡は「ケガは治りました。ランニングも始めていて、めちゃめちゃ調子が良いです」と順調な仕上がりとなっているようだ。
最後に「バラダレス選手が同じ戦法を取るとは思っていなくて。でも長丁場に持って来られようと自分はプレッシャーをかけ続け、必ずどこかで仕留めたい。KOしか狙ってない」と強く意気込んだ。
なお、兄でWBC世界ミニマム級暫定王者の重岡優大(ワタナベ)はWBCタイトル統一戦として正規王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)と対戦が発表。また元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者で、先日スーパーバンタムからフェザー級に上げたばかりの亀田和毅の参戦も発表された。
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