王者”疑惑”のバッティングの瞬間写真! 全く同じシーンが2度、1度目は重岡がかわすも…
1月6日に行われた[IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦]で同級5位の重岡銀次朗(23=ワタナベ)が試合を優位に進めながら王者ダニエル・バラダレス(28=メキシコ)がバッティングでのダメージを猛アピールし、3Rでノーデシジョン(判定なし)となった。そのバッティングの瞬間をイーファイトのカメラが捉えた。
このバッティングの原因についてABEMAの映像をもう一度見てみると、やはり3Rに重岡が左ボディでバラダレスを効かせたことが一因だろう。かなり効いていたのではと見て取れる。ボディを打たれたくないのか顔を前に出した前傾姿勢になり、その姿勢で頭から突っ込んでパンチを打ってくる。いつバッティングが起こってもおかしくない状況だった。
バッティングの約15秒前には全く同じシーンがあった。重岡の左ボディブローに頭を出した姿勢のバラダレス、重岡はギリギリ顔を背けバッティングをかわしたが、そのボディがかなり効いたのか、クリンチし重岡にもたれかかり離さない。時間稼ぎだろう。
ブレイクすると、再び重岡が踏み込んで左ボディ、そこにバラダレスはやや前傾で体を沈ませた。すると、バラダレスの頭部(おでこの上あたり)が重岡の左アゴを直撃! 重岡は顔を背けるも今回は被弾してしまった。心配なのは重岡の怪我だったが、やや顔を歪めたのみ。しかしぶつけた方のバラダレスが大きくアピール。そのアピールはしばらく続き、レフェリーは試合続行不能として試合をストップした。
7日、一夜明け会見でそのアピールの内容についてバラダレス陣営のアレハンドロ・ブリトー氏は「左耳が聞こえなくなった、その後非常にめまいがする、と彼は訴えていた」とし「病院でMRI検査を受け、結果は問題がなかった。病院の検査の結果問題はなかったものの、回復に向かっているが症状は続いている」と説明。重岡とのリマッチをしたいとも語っていると言う。
亀田興毅ファウンダーは「銀次朗もバラダレスも互いにリマッチの意志がある。3150FIGHTとして東京初開催となる代々木第二体育館で4月16日に行われる『3150FIGHT Vol.5』でリマッチの舞台を用意します」と約束。さらに「ボクシングも、ビデオ判定をやっていかないといけない。目で見て判定するのは限界がある。銀次朗の悔しい思いがあると思うが、これを機にビデオ判定をどうすべきか考えて次に繋げていきたい」と、涙を浮かべながら語った。
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