【ボクシング】英マッチルームが日本進出、世界最大級のイベントを年3回開催決定

2023/09/28（木）UP
（最終更新：2023/09/28 19:16）

　9月28日（木）都内にて会見が行われ、世界有数のボクシングプロモーターであるmatchroom boxing（マッチルーム・ボクシング）は、楽天チケット株式会社およびNSN（Never Say Never）とパートナーシップ契約を締結し、ボクシングの成長を促進する世界最大級のイベントを日本で開催することに合意したと発表された。

【フォト】マッチルームと契約する錚々たるボクサーたち

　これに伴い、3社は今後3年間にわたり、国内外の最高の格闘家が出演するトップレベルのボクシングイベントを含む、主要なイベントを日本国内で年に3回開催する事が予定されている。

　会見でmatchroom boxing CEOのフランク・スミス氏は「この素晴らしい2つの企業と手を組み、日本という素晴らしい市場でイベントを開催出来ることを非常に嬉しく思っております。今まで20カ国で様々なイベントを開催してまいりました。我々のブランドの中で、素晴らしいレベルの大会を開催する事で、日本の皆様にもお楽しみいただきたい。向こう3年間、大会を数多く開催したいと考えております」とコメント。

　楽天チケット株式会社 代表取締役社長の梅本悦郎氏は「今回のパートナーシップの中で、楽天チケットの役割は3つです。1つ目はマッチルームが主催するイベントに出資をして、サポートしていくという事。2つ目は、イベントのチケットを楽天チケットで販売し、より多くのボクシングファンの方々に会場に来ていただくという事。3つ目は楽天グループのエコシステムおよび様々なサービスを活用した取り組みを実施するという3つのポイントです」と述べた。

　そして、NSNの創業者兼社長のジョエル・ボラス氏は「5、6年前に日本で事業を開始しました。目的は、国際的なスポーツあるいはエンターテインメントを日本のお客様にも楽しんで欲しいという事で参入したわけです。ボクシング絡みで最高の会社はどこか考えると、マッチルームという事で梅本氏の方からお話を通していただきまして、6ヶ月ぐらい前から粛々と進めて来た次第です。今回のイベントを通じて、何か新しい形での素晴らしいイベント、そして日本の素晴らしいボクサーの方々にも国際的に活躍出来るチャンスをもたらせたらと思っております」と語った。

　NSNは18年に設立され、サッカービジネスの代理および仲介代理店としてスタート。エンターテインメントの分野に参入することで活動を多様化しており、現在はサッカー選手のマネジメント、視聴覚コンテンツやドキュメンタリーの制作、自社プロジェクトの推進、新興企業への投資を行っている。 スポーツとエンターテイメントを融合させたグローバル企業となっている。

　Matchroom Sportは、イギリス人起業家バリー・ハーン氏によって設立され、ハーン氏と息子のエディ・ハーン氏が経営するスポーツイベントプロモーション会社。スヌーカーとボクシングのスポーツで最初に注目され、ビリヤード、ボウリング、ゴルフ、釣り、ダーツ、卓球、ポーカー、体操などにも関与しており、英国エセックス州ブレントウッドに拠点を置く。

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