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【K-1】ブアカーオの相手がストーヤンに変更、現王者オウヤン・フェン負傷欠場で=7.7

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2024/06/18(火)UP

オウヤン・フェンが欠場で、ブアカーオの相手はストーヤン・コプリヴレンスキーとなった(C)K-1

 7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2024』の囲み会見が18日に都内会場で行われ、K-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメントでブアカーオ・バンチャメーク(タイ)と対戦予定だった現K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(-70kg)王者オウヤン・フェン(中国)が欠場、代替選手がストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)に決まったことも合わせて発表された。

【動画】ストーヤンが海人と大激闘!

 K-1のカルロス菊田プロデューサーは、「オウヤン選手が練習中の負傷で欠場になりました。経緯としては、6月5日、練習中にケガをしてドクターから肋骨骨折による全治4週間と言われたようです。ワイルドカードのブアカーオ戦を発表し、なおさら本人はやりたがっていたようで、10日間静養していましたが、残念ながら間に合わずに欠場になりました」とオウヤンの欠場理由を説明。

 また、代替選手がストーヤンに決まった理由として、カルロスPは「選考の理由としましては、3月20日の開幕戦でムシンスキ選手に僅差の敗北を喫しましたが、実力は世界屈指。リアリティを当てるのはストーヤン選手しかいないと判断しました」と明かした。

優勝候補とされたストーヤンだが、一回戦はムジンスキに判定負けを喫した

 カルロスプロデューサーは、6月13日に開催されたK-1ファイティングネットワークルーマニア大会視察のため現地を訪問していたが、試合が直前でなくなったストーヤンと一緒だったという。「本人は準備ができていると言っていました。彼の最近の練習動画をみたら、すごい仕上がりになっていますので、ブアカーオ戦を勝てば優勝を狙える存在だと思っています」と期待をかけた。

 なおストーヤンは、GLORYライト級(-70kg)2位の強豪で、17年には現GLORY世界ライト級王者のティジャニ・ベズタティに勝利。22年12月に初来日し、RISEのリングでシュートボクシング王者の海人と対戦、互いに一歩も引かない接戦に。24年3月のK-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント開幕戦ではカスペル・ムジンスキと対戦し、試合終了間際にダウンを喫して判定負けとなった。

トーナメントを制するのは誰になるか(C)K-1

 ストーヤンはビデオメッセージで「まず最初にK-1に対して、このような機会を与えてくれたことに感謝します。俺は1回戦を含めこのトーナメントに集中しているし、このビッグマッチに向けて準備は出来ている。俺にとってブアカーオは生ける伝説。そんな彼との試合はまさに夢のようだ。俺が幼少期のころ、ブアカーオの試合を見て沢山のことを学んだ。彼は俺にとってモチベーターさ。だからこそ、本当にこのカードにはとてもワクワクしている。K-1に対しては改めて感謝を伝えたい。自分史上最高のストーヤンを見せてやる。K-1ファンのみんな、俺が戻ってきたぜ。このトーナメントを見逃すなよ。最高のショーを見せてやるよ」と意気込みを語った。

 ちなみにブアカーオは、対戦相手の変更に対して「誰とやっても勝つだけ」とコメントし、気にしていないという。

 優勝候補のオウヤンの欠場は残念だが、ストーヤンのトーナメント復活により、さらに混沌としたトーナメントに発展しそうだ。

<7.7決勝トーナメント一回戦組み合わせ> ※変更後
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)vs.ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)
デング・シルバ(ブラジル)vs.ダリル・フェルドンク(オランダ)
ヴィクトル・アキモフ(ロシア)vs.ロマーノ・バクボード(スリナム)
カスペル・ムシンスキ(ポーランド)vs.ゾーラ・アカピャン(アルメニア) 

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