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井上尚弥、前戦のダウンは「自分の過信」アフマダリエフ戦へ「本気を出させていただく」

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2025/07/10(木)UP

井上がアフマダリエフ戦へ意気込みを語った

 9月14日(日)名古屋市IGアリーナにて、プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が、WBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と対戦すると、10日に正式発表された。アフマダリエフは、井上が今年5月に2Rでダウンを奪われたカルデナスと同じトレーナーに師事している。井上はカルデナス戦のダウンに「自分の過信」としつつ「9月14日の井上尚弥は少し違う、本気を出させていただく」と意気込んだ。

【フォト&動画】井上、前戦でまさかのダウン!アフマダリエフの剛腕KOシーンも

 井上は今年5月、米ラスベガスでWBA1位ラモン・カルデナスと戦い8R KO勝利を収めたが、2R、接近戦でサウスポーにスイッチしたカルデナスの左で、ダウンを奪われた。
 そのカルデナスと、アフマダリエフはトレーナーが同じ。リオ五輪銅のジョエル・ディアス氏に師事している。
 さらにアフマダリエフは強靭なフィジカルで接近戦を得意とし、左の強打を持つサウスポー。カルデナス戦を見て、同じくプレスをかけながら、打ち終わりに左を狙ってくるとも考えられる。

井上がまさかのダウン!(@TOPRANK)

 井上は「カルデナス戦…僕なんかパンチもらってましたっけ?」と、とぼけてニヤリ。
 しかし「あの一発は確かにもらいました。ですが、あの試合が終わるまで、ほぼほぼ一発ももらってない。自分の過信、油断から生まれるシーンだと思う」と語り「相手がそういう戦略を立ててきたとしても、“9月14日の井上尚弥は少し違うぞ”という本気を出させていただきます」と同様のシーンは無いとした。

 カルデナスとアフマダリエフのトレーナーが同じことについては「こちらの陣営としては少し嫌だな」としながらも「選手もガラッと違いますし。サウスポーですし。色んな面で全てが変わって来るので。こちらも凄く警戒心を持ちながらトレーニングを進めている。より研究しながら、“向こうが思っている井上尚弥ではないよ”、そう思われらせるボクシングをしたい」と、前戦とは相手も自分も別物だとした。

 今回はスパーリングパートナーとして、帝拳ジムの協力を得て、中野幹士や村田昴、増田陸ら国内サウスポー強豪とラウンドを重ねる予定だという。また、かつて拳を交え、アフマダリエフにも勝利したマーロン・タパレスも来日し、練習に協力するとのことだ。
「キャリア最大の強敵」と認めるアフマダリエフ戦に向け、万全の準備が進む。

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