【超RIZIN】YA-MANが世代交代を宣言!「新しい時代を作る」金原正徳は反論「させない気持ち強い」
7月27日(日)に開催される『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(さいたまスーパーアリーナ)の直前インタビューが、25日に都内にて行われ、[RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)]で金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と対戦するYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が、世代交代を宣言した。
YA-MANは大会2日前の心境について「全然、試合前って感じがしないぐらいリラックスできている」と語った。減量も順調に進んでおり、「いつも通りの日常って感じ」と余裕の笑み。
金原の印象については「自分の中では過去の選手だと思っている」と一刀両断。「いつまでも過去の選手に頼っているのは良くない。僕ら世代が新しい時代を作っていかないとダメだ」とこの試合を“世代交代マッチ”と位置付ける。
自身のパフォーマンスについては、昨年大晦日のカルシャガ・ダウトベック戦以降、「新たに取り入れた練習がうまくはまった。めちゃめちゃ成長している」といい、その成長の中でも、今回の金原戦の勝敗のカギともいえる“レスリング力の向上”に自信を持っているという。
今回の試合のテーマについて「MMAを見せる。自分はストライキングだけではないところを見せる」と語ったYA-MAN。試合展開について「金原さんがテイクダウンを取りたいと思うので、僕がそこを凌いで倒すという展開になる」と予想した。
「打撃に差がある」と言い切ったYA-MAN。スタンドの時間をどれだけ長くキープできるかが、肝になると考えており、公開練習で見せた右のパンチの向上については、約10か月間のフィジカルトレーニングの効果として実感しており、一撃KOでのフィニッシュを匂わせた。
一方の金原は今回、これまでとは異なるアプローチで準備を行なったことを明かした。「年齢的なものもあって、今回はいつもと違った取り組み方を色々試してみた」と説明。従来の「格闘技がベースでプラスアルファのコンディショニング」から、「コンディショニングをメインに置いて、体作りプラス格闘技」という形に変更。
そのコンディショニング方法もパーソナルコーチをつけるのではなく、自らさまざまな情報を参考にしながら研究し、実践したという。「これがうまく試合で結果が出れば、あと1、2年はできる。結果が出なかったら終わりでもいい」と今回の準備方法に手応えを感じているようだ。
また、金原は今回の試合を「時限爆弾」をテーマにしていると説明。「爆発するか残るか。最後になるか、もう1回続けるかという自分の中の瀬戸際の試合になる」と、現役続行をかけた背水の陣で挑むことを明かした。
一部ファンから“世代交代マッチ”の声も聞こえるが、金原は踏み台的な位置になることについて「みんなそうだから。僕らおじさんは踏み台になるだろうし、僕もそうやって踏み台にしてきて上に上がってきた」と受け止めつつも、その一方で「させないよという気持ちの方がまだまだ全然強い」と静かに闘志を燃やした。
果たして、勝利を掴むのは、YA-MANか、金原か。
<両選手について>
YA-MANは、“キングオブストリートファイト”の異名を持つ激闘派。RISE OFGM(オープンフィンガーグローブマッチ)の現役王者でありながら、RIZINにはMMAで出場し活躍。昨年大晦日にカルシャガ・ダウトベックに敗北して以来のRIZIN参戦だ。
対する金原は元SRCフェザー級王者で、過去には山本“KID”徳郁、アレックス・カサレスにも勝利したベテラン戦士。一時は戦線を退くも、その後、RIZINで芦田崇宏、摩嶋一整、山本空良、クレベル・コイケを撃破し復活。昨年4月にフェザー級タイトルマッチで当時の王者・鈴木千裕に挑みKO負けした。
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