【超RIZIN】金原正徳、引退宣言「僕はトラッシュトークできないので、最後がYA-MANでよかった」
7月27日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された格闘技イベント『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の[RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)]でYA-MAN(TARGET SHIBUYA)にKO負けを喫した金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が引退を宣言し、現役最後の試合後インタビューに応じた。
最後のインタビューに登場した金原は、冒頭から「これで最後ですよ!」と叫んだ。過去にも引退を宣言したことがあったが「本当にこれで最後」と苦笑しつつ「デビューして21、22年かな。最後の試合は勝てなかったけど、これで引退します。ずっと負けたらやめようと思っていて、前回は鈴木千裕選手に負けたんだけど、怪我があって不完全燃焼だった。今回、家族にも周りにも反対されながらも続けて、ここで終えることができて満足です。ありがとうございました」と続けた。
最後の相手となったYA-MANについては「じつは明かしていなかったんだけど、1年前、スパーリングをお願いしたことがあって。いい男だし、ダウトベック戦を見てやってみたいと思っていました。伸びしろがあって、強くなっていました。僕はトラッシュトークできないので、YA-MANが最後でよかった」と感謝を述べた。
金原は今回の試合へ向けてタイで調整した際、「誰もいないタイのジムで、よく今日も頑張ったと毎日自分自身に言い聞かせて」と満身創痍の自分と会話したといい「自分で自分を褒めてあげたいです」と目に光るものを浮かべる場面もあった。
そして、盟友の所英男に「最後、所さんを見送らないといけない。頑固者なんで僕が何を言っても聞かないんですけど、満足するまでやり切ってほしい」と一緒に引退の花道を歩くつもりだと明かした。
金原の隣に並んだ所は「まだ(金原の引退を)受け入れられない自分がいます。憧れの金原選手なんで、カッコいいなと思っています」と複雑そうな表情を浮かべた。
最後に金原は「自分はエリートではなく、勝ったり負けたりした人生。メジャー団体を渡り歩いて、それぞれがいい記憶として残っています。今後は指導者として選手を送り込みます。一番盛り上がっているのがRIZINだし、中心にいれたことを褒めてあげたい。でも、このままブームで終わってほしくない」と引き続き、格闘技界を支えていくことを告げた。
現役引退までカッコいいままリングを降りることとなった金原。指導者でもカッコいい金原として、これからの格闘技界を盛り上げてくれることだろう。
▶次ページは、【フォト】金原、YA-MANと激闘後にリングで引退表明!
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