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【Dynamite!!】桜庭、船木を一蹴!ヒクソン戦に向け好発進。KID、魔裟斗も順当勝ち

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2007/12/31(月)UP

TBS/FEG/MBS
「Fields K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!」

2007年12月31日(月)大阪・京セラ大阪ドーム

▼第9試合 K-1ルール 3分3R延長2R
ニコラス・ペタス(デンマーク/チーム・スピリットAE)
TKO 2R0分41秒 ※タオル投入
キム・ヨンヒョン(韓国/テウン会館)

 1R序盤は、身長差37cm、体重差50kgも上回るヨンヒョンの攻撃の前に、ペタスは防戦一方だ。しかし、ペタスが右ローを連打すると、ヨンヒョンは急に失速。ペタスはかかと落としも繰り出す。1R終了間際、ダメージ大のヨンヒョンはペタスのロー連打で遂にダウン! 

 2Rには、足を引きずり前かがみのヨンヒョンに対し、ペタスが右ハイ。そしてパンチ連打で巨人退治に成功した。



▼第8試合 K-1ルール 3分3R延長2R
武蔵(正道会館)
KO 3R1分26秒 ※左フック
ベルナール・アッカ(コートジボアール/フリー)

 1R開始と同時に、アッカはパンチ連打で突進し、武蔵を後一歩のところまで追い込む。しかし耐えた武蔵は2Rから反撃開始。パンチからのローで上下に散らすコンビネーションの武蔵が主導権を握る。
3R、コーナーに追い込んだ武蔵が左フックでダウンを奪い見事なKO勝利!



▼第7試合 K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント決勝戦 60kg契約 K-1ルール 3分3R
雄大(=ゆうだい/治政館/16歳)58.7kg
延長判定 2-1 ※10-9、9-10、10-9
HIROYA(フリー/第5回世界キックボクシング選手権アジア大会54Kg級優勝/15歳)59.7kg 
※雄大がU-18トーナメントの初代王者に輝く

 打ち合いが期待された一戦だったが、両者ともに慎重になりすぎてしまい、静かな技術戦となる。3R開始前には、この攻防を見かねた角田レフェリーが、「お互いにアグレッシブにいかないと反則になるぞ」と両者に注意を促す場面も。HIROYAは後ろ回し、前蹴り、ローと手数を出していくも決定打はなし。本戦の判定では、雄大に一票が入るも、延長ラウンドに突入。

 延長Rでは、両者は激しくパンチを交錯させるが決定打はなし。随所で前蹴りをヒットさせていた雄大が僅差の判定で勝利を収め、U-18トーナメントの初代王者に輝いた。



▼第6試合 HERO’Sルール 5分3R
田村潔司(U-FILE CAMP)83.9kg
一本 3R3分08秒 ※アームバー
所英男(チームゼスト)70.1kg
※15㎏以上の差がないため、試合は通常ルールで行われる

 1Rから体格差で有利の田村が主導権を握る。何度もタックルで組み付く所だが、田村に押しつぶされてしまう。スタンドでは、田村の左ミドルが炸裂し、所はなかなか前に出られず。2Rには、低空タックルにきた所から、バックを奪った田村がこつこつとパンチ。下から所が腕十字を仕掛けるもゴング。

 3R、田村の左ミドルをキャッチした所はヒールホールドにいくも、田村はうまく潰し、上から押さえ込みにいく。最後はアームバーできっちり一本勝ちした。


▼第5試合 HERO’Sルール 5分3R
ズール(ブラジル/ルタ・リブレ) 
TKO 3R2分13秒 ※タオル投入 
ミノワマン(フリー)

 1R、まともにぶつかっては太刀打ちできないと見たミノワマンは、ズールを中心にひたすらリングを走る。じりじりと距離を詰めてくるズールはパンチを出すが、捕まえきれない。ようやく捕まったミノワマンは、立ち上がりながら一本背負いでズールを投げ飛ばす。

 2R、右ローを出しながらミノワマンは逃げる作戦に。覆いかぶさるようにミノワマンを押しつぶしたズールはアームロックへ。さらにはバックマウントからスリーパーと、寝技の展開でもズールは器用なところを見せる。

 3R、逃げ疲れたミノワマンは足をキャッチされ、ズールにテイクダウンされる。そしてサイドポジションをとったズールがパウンドの雨を降らせたところで、ミノワマンのセコンドがタオルを投入した。

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