【K-1MAX】魔裟斗が貫禄の勝利!KIDは衝撃のKO負け、山本がベスト4進出
▼第1試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
○ジャバル“チンギスハン”アスケロフ(UAE/WMC・キャンプ・ラマイ)
延長判定3-0 ※10-9、10-9、10-8
●日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family)
※本戦判定は29-30、30-30、29-29
RISE70kg王者にして、今年の日本代表決定トーナメントでは城戸康裕を下す金星を挙げた日菜太。今回は初の国際戦で世界トーナメント出場のアスケロフと対戦した。日菜太の“黄金の左ミドル”は世界でも通用するか?
1R、サウスポーの日菜太さはさっそく左ミドルを連打。アスケロフはそれをブロックして左フックで前に出る。日菜太は右手を伸ばして左ストレート。左ミドルを蹴り続けるが、アスケロフもそれをカットして軸足払いを狙う。そして距離を詰めて強烈な右ボディフック!
日菜太はこれで後退するが、すぐに左ミドルを蹴り返す。日菜太は左ミドルをブロックして左ストレート。アスケロフはそこに右ストレートで飛び込む。ジャブ、左ミドルの日菜太。
アスケロフは左フックで飛び込んで、日菜太をコーナーに詰めてヒザ蹴りを放つ。アスケロフは日向の左ミドルをカットしながら左フック、さらに右ボディから左フック。日菜太は下がりながらも左ミドルを蹴り返す。ジャッジは3者とも10-10でイーブン。
2R、アスケロフが左フックから右ストレート! 奥足ローがローブローとなり、試合が一時中断となる。再開後、アスケロフは日菜太の左ミドルに軸足蹴り。日菜太はジャブから左ストレート。アスケロフは右の奥足ローから前に出て右ストレート。日菜太は左ミドルを蹴り、アスケロフに組み付く。
頑丈なアスケロフは日菜太の左ミドルをブロックしながら前進して、左右のフック。日菜太は左ミドルを蹴り続け、アスケロフが日菜太の左ミドルを嫌う素振りを見せる! しかしアスケロフは左ミドルにカウンターの左フック! さらに右ハイキックを蹴っていく。ジャッジは2名が10-10×2、10-9で日菜太となる。
3R、日菜太がワンツーから左ミドル! アスケロフは強引に距離を詰めて飛びヒザ蹴り。アスケロフの右ミドルをキャッチしてマットに押し倒す。アスケロフは左ミドルをブロックして右ストレート。さらに日菜太は細かいパンチからヒザ蹴り、さらに飛び込んでくるアスケロフに左のヒザ蹴りを打つ。
しかしアスケロフは日菜太をコーナーに詰めて左右のフック! これで日菜太の顔が跳ね上がる。アスケロフはインローを蹴りながら前進。日菜太はアスケロフに組み付く場面が目立つ。
しかし日菜太はそれでも左ミドルを連打! アスケロフはそれをブロックしてローを蹴る。判定はジャッジ1名が30-29で日菜太を指示したものの、残り2名は30-30、29-29でドローとする。
延長R、日菜太は左ミドルを連打、さらにそこから左ロー! これでアスケロフの動きを止める。アスケロフが左ローから前に出るが、日菜太の左ミドルは止まらない。
さらにアスケロフの左ミドルに日菜太が左のテンカオ! アスケロフも前には出るものの、日菜太は組み付いてパンチを打たせない。
日菜太は上手く足を使いながら距離を取り、左ミドルと左ローを蹴る。しかし残り20秒、アスケロフが日菜太をコーナーに詰めて左フック! これで腰が崩れる日菜太!
アスケロフはそこに連打をまとめてダウンを奪う。そしてそのまま試合が終了。判定は10-9、10-9、10-8でアスケロフの勝利となった。日菜太は最後の最後で痛恨のダウンを奪われ、金星を逃してしまった。
▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
○ノ・ジェギル(韓国/KHAN)
KO 3R2分1秒 ※右ストレート
●横山 剛(CRAZY WOLF)
“天才空手家”として知られる横山がK-1初登場! 空手では独創的な技を見せ続けてきた横山だが、その華麗な足技はK-1のリングでも炸裂するか?
1R、サウスポーの横山は下がりながら左ミドルとインローを蹴る。そしていきなりバックキックを放つ。そこに右ストレートで飛び込み、右ミドルを蹴るジェギル。横山のインローがローブローとなる。再開後、横山が右の前蹴りで距離を取ろうとするが、そこにジェギルの右フックがヒット! これで横山がダウンを喫してしまう。
再開後、ジェギルの鋭い右ストレートがヒット。横山はガードを固めてバックキック、必死に組み付いてそれをディフェンスする。ジェギルは右の奥足ロー、右フックで前進。横山は足を使って距離を取るが、ジェギルは蹴り足を取って軸足払い。横山はジェギルの左フックを受けて組み付く。ジャッジは3者とも10-8でジェギルのラウンドとなった。
2R、ジェギルがインロー、右ミドル。横山の左ミドルをブロックして右フックを返す。コツコツとインローを蹴る横山だが、ジェギルは右フックで前進。横山をロープに詰めると横山の顔面に右フックを叩き込む。必死に左ミドルを蹴り返す横山だが、ジェギルの圧力を押し返せない。横山は胴廻し回転蹴りも繰り出すが不発。
ジェギルはローを受けて左フック。横山は胴廻し回転蹴りを連発するが、これには注意が与えられる。再開後、左ストレートで前に出る横山。インローと前蹴りを放つが、ジェギルは全く下がらない。このラウンドもジャッジは10-9×2、10-10でジェギルとなる。
3R、左右のローで前に出るジェギル。横山の前蹴りを受けても構わず前に出続ける。横山は右前蹴り、ハイキック、ミドルキック。ジェギルが左フックから右ストレート。伸びのある右ストレートで横山を後退させる。そして横山をロープ際に押し詰めると滅多打ち!
横山もそれを凌いで左ストレートで前に出るが、ジェギルが横山の前蹴りを捌きながら右ストレート! これが横山の顔面を打ちぬき、横山がダウン! 何とか立ち上がろうとした横山だったが、カウント内にファイティングポーズをとることが出来ず。横山にとっては厳しいK-1デビュー戦となった。
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