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【WBCムエタイ】ムエタイ王者ジョムトーンがK-1王者・大和哲也に完封勝利

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2011/10/02(日)UP

WBCムエタイ実行委員会
WBCムエタイ・ジャパン第2回大会
「The Path to the World Champion」
2011年10月2日(日)東京・後楽園ホール


▲空手の多彩な蹴り技で加藤(左)が昨年のリベンジを果たした 

▼第5試合 WBCムエタイ日本フライ級タイトルマッチ 3分5R
○加藤竜二(橋本道場/MA日本&WPMF日本フライ級王者/挑戦者)
判定3-0 ※49-46、50-47、50-47
●大槻直輝(OGUNI GYM/同級王者)
※加藤が第2代王座に就く。

 チャンピオンの大槻が2度目の防衛戦で加藤の挑戦を受ける。両者は昨年の9月に対戦し、この時は大槻が判定勝利で初防衛に成功。大槻が再戦でも加藤を退けベルトを防衛するか、それとも加藤がリベンジを果たし新王者となるか。

 1R、サウスポーの加藤は前足での蹴りを放っていくが、大槻はすぐに組み勝負に持ち込む。離れると大槻は左フックと右ロー、加藤の蹴りにローを返していく。組んで倒しに来る大槻にヒジを見舞う加藤だが、コカされてしまう。

 2R、組んでくる大槻に加藤もヒザで応戦。しかし、組み倒されてしまう。加藤の左ローでバランスを崩した大槻に左ハイキック。その後も左ローを狙い撃ちする加藤。下がった大槻に左ヒジ! これでカットに成功し、流血に追い込む。再開後、傷口を狙う加藤。大槻の出血がさらに酷くなり、2度目のドクターチェックが入る。

 3R、大槻はジャブ、右ロー、右ミドルで距離を取る。加藤は左ローを蹴りながらヒジを狙っていくが、大槻の右のパンチをもらって後退。左ハイを連発する加藤とローとパンチを的確に当てていく大槻。しかし、加藤が縦ヒジで飛び込み、大槻をさらに出血させる。

 4R、加藤の左ローに大槻が右フックを合わせて尻餅をつかせたが、これはスリップと判定。大槻は右ミドルと右ストレートで一気に襲い掛かり、クリーンヒットを奪っていく。加藤は左ローを蹴っていくが、ややバテ気味。両者は組み合ってお互いに倒れる。

 5R、加藤はステップを使いながらジャブと前蹴りで大槻を突き放す。ハイキック2連発から後ろ蹴り、さらに顔面前蹴りで大槻をコーナーへ詰める。距離を取り、飛び込んでの左ストレートをヒットさせる加藤。大槻がパンチで前に出るとステップでかわし、再び左ストレートで飛び込んですぐにステップで離れる。

 判定は3-0で加藤の勝利。昨年のリベンジを果たし、3冠王となった。



▲テコンドー仕込みのハイキック&回転系の蹴り技で高橋が初防衛に成功した

▼第4試合 WBCムエタイ日本スーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
○高橋誠治(東京町田金子ジム/王者)
判定2-0 ※50-47、48-48、50-47
●菅原勇介(TARGET/J-NETWORK同級王者/挑戦者)
※高橋が初防衛に成功。

 チャンピオンの高橋に菅原が挑戦。菅原は今年6月にJ-NETWORK王者に返り咲いており、王者同士のスリリングな一戦が期待される。

 1R、高橋はサイドキックとカカト落とし、左の蹴りをジャブのように出してくる。菅原は右ロー、高橋は組んでヒジを見舞う。菅原は組んで高橋を宙に舞わせて倒す。左フックで前に出る菅原に高橋が至近距離でのハイキック、菅原の右ローにはバックハンドエルボーを返す。

 2R、菅原は右ローを連発し、高橋は後ろ蹴り。高橋は三日月蹴り風の前蹴りとハイキックで揺さぶりをかけ、菅原は右ローを連発。菅原は左フックからの右ストレートも繰り出す。

 3R、高橋は組んでのヒジ、離れると三日月蹴りとサイドキック。菅原は右ローからの左ローで反撃する。高橋の至近距離からのハイキックに菅原は戦いにくそう。

 菅原の右ロー2連発には高橋がバックキックを返す。菅原は右ボディストレートからの右ストレート。

 4R、菅原が右ローとパンチで前へ出て行くが、高橋は至近距離でのハイキック。菅原が右ローを蹴ると、高橋はまたもバックキックを命中させる。菅原の右ローに対してバックキック、ヒジ、サイドキックと高橋は多彩な技を返していく。

 5R、高橋の蹴りのフェイントで下がってしまう菅原に、高橋はバックキック。菅原は右ストレートと左フックで前に出るが、蹴りをもらって後退する。菅原がヒジを繰り出せば高橋もヒジ。高橋の後ろ廻し蹴りで菅原はバランスを崩す。菅原はすぐに打ち合いへ行くが、高橋はバックハンドエルボー!

 判定は2-0と僅差だったが、高橋が王者対決を制して初防衛に成功した。



▲抜群のタイミングで繰り出される前蹴りで闘魔(右)が完封勝利

▼第3試合 WBCムエタイ日本バンタム級王座決定戦 3分5R
○闘魔(とうま/新宿レフティージム/WPMF日本&M-1スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※50-46、50-46、50-47
●幸二郎(OGUNI GYM/NJKF同級2位)
※闘魔が第3代王座に就く。

 藤原あらしが返上したバンタム級タイトルを、J-NETWORK、M-1、WPMF日本タイトルと3本のベルトを保持する闘魔(とうま)と、NJKFバンタム級2位の幸二郎が争う。闘魔は4本目のベルトを手にすることが出来るか? それとも幸二郎がそれを阻止し、初の王座戴冠を達成できるか?

 1R、幸二郎は右へ大きく回り込んで右ロー、闘魔は抜群のタイミングで左右の前蹴りを命中させていく。ジャブと前蹴りで幸二郎を寄せ付けず、吹っ飛ばすと一気にフックとヒジで襲い掛かる闘魔。

 2R、歩くように前へ進み、左右の前蹴りを命中させていく闘魔。

 サークリングが止まった幸二郎は右ローを蹴っていくが、闘魔はジャンプしての前蹴り、組んでのヒザ。幸二郎のパンチをバックステップでかわすと、ジャンプしてのヒジからヒジ連打とフック。このラウンドも闘魔のワンサイドに。

 3R、闘魔は幸二郎のパンチにカウンターの前蹴り、幸二郎の右ローはもらっても、すぐにパンチで前へ出てヒジにつなげる。組むとヒジからヒザ、ヒザからヒジ。攻めることが出来ない幸二郎には消極的ファイトとして注意が与えられる。再開後、一気に突っ込んでヒジを見舞う闘魔!

 4R、闘魔は右ローから飛び込んでのヒジ&ヒザ、幸二郎が反撃しようとすれば前蹴りで突き放す。闘魔が飛びヒザ蹴りからヒジの乱れ打ち! ジャブと前蹴りで幸二郎を全く寄せ付けない闘魔に、幸二郎は右ローを当てるのが精一杯。

 5R、幸二郎がパンチで前に出てこようとすると闘魔は前蹴りからパンチの連打。ヒザ、ヒジで追い込んでいき、幸二郎が回り込もうとすると小さいサイドステップで進行方向を塞ぎ、一気にヒジでラッシュをかける。飛び込み際に幸二郎のパンチをもらうが、すぐにヒジ。最後はノーガードで幸二郎を挑発し、ヒジで鼻から出血させ、闘魔が圧勝で3本目のベルトを手にした。

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