【DREAM】日本人頂上対決は川尻の完封勝利、青木とマッハが日本に勝利もたらす
▼第6試合 DREAMライト級ワンマッチ 5分3R
○青木真也(パラエストラ東京/Evolve MMA)
KO 2R24秒 ※パンチ連打
●アントニオ・マッキー(アメリカ/BodyShop Fitness Team)
青木が日本のリングに帰って来る。昨年の大みそかで北岡悟を破り、DREAMライト級王座の防衛に成功した青木は、その後、シンガポールを拠点とするアジア最大の総合格闘技団体『ONE FC』に主戦場を移した。青木は今回の試合が日本での最後の試合になるかもしれないことを示唆している。
対戦相手のマッキーは2003年8月から約7年間にわたって無敗、引き分けを挟んで13連勝を記録し、2010年9月には40歳にしてUFCとの契約を勝ち取ったことがある。巧みな試合運びから“マスター・オブ・ザ・ゲーム”の異名を持つ。
1R、両者サウスポーに構え、青木は右ハイキック。タックルで組み付くがマッキーは倒れない。
胴に両手を回した青木が後ろに下がりながらテイクダウンを奪い、上になるがマッキーは青木にしがみつく。するとマッキーは青木を持ち上げてテイクダウンし、上を奪い返す。
青木は下からの腕十字、マッキーはこれをかわす。青木は下からの蹴り上げでマッキーを突き放し、両者スタンドに戻る。マッキーはサイドキック、青木が組み付いてコーナーへ押し込み、テイクダウンを狙うがマッキーはすぐに立ち上がる。
青木は足をすくって倒すが、マッキーはフロントチョークの体勢に。そのままラウンド終了のゴングを聞いた。
2R、マッキーはサイドキックを連発し、青木を遠ざけようとしたが、青木は左手で足を取りに行きながら右フック! この一発がマッキーの左目に当たり、マッキーは背中を向ける。そこで青木が背後からのパンチを連発。
マッキーはタップ(ギブアップの意思表示)し、青木のKO勝ちとなった。
青木はマイクを持つと、「僕とDREAMで親子喧嘩があって見苦しいことがありました。でも、俺は一生懸命やっているからみんな応援してよ!」とアピールした。
▼第5試合 DREAMバンタム級ワンマッチ 5分3R
○ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/ファイトチーム・ビビアーノ/DREAMバンタム級王者)
一本 1R1分46秒 ※三角絞め
●前田吉朗(パンクラス稲垣組/DEEPバンタム級王者)
DREAM王者ビビアーノとDEEP王者・前田の王者対決が実現。前田は本拠地の大阪を離れ、12月上旬から東京で長南亮のジムにて練習を積んできた。立ってよし、寝てよしのビビアーノを相手に大番狂わせを起こせるか? 両者はリング中央に歩み寄り、にらみ合いを展開!
1R、サウスポーの前田は右へ動きながら左ハイキック、さらに圧力をかけていくが、ビビアーノがパンチにタックルを合わせてテイクダウン! すぐにバックを奪う。前田は脇をくぐって立ち上がろうとしたが、ビビアーノは驚異的なスピードでバックに付き、スリーパーを仕掛ける。
これをしのいだ前田は身体を反転させて向き合い、しがみつくビビアーノを持ち上げてマットに叩きつける! しかし、ビビアーノが下からの三角絞め! これがガッチリと入り、前田は失神! ビビアーノが驚異の強さを見せ、王者対決を制した。
ビビアーノは「大会を開いてくれてありがとう。大みそかに戻ってこれて嬉しい。第二の故郷、日本にまた戻ってきます」とファンにメッセージを送った。
▼第4試合 DREAMミドル級ワンマッチ 5分3R
○メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム/マイクスジム)
KO 1R50秒 ※ヒザ蹴り
●デニス・カーン(カナダ/アメリカン・トップチーム)
1R、両者とも様子をうかがうが、カーンがいきなり左右フックのラッシュ! しかし、マヌーフがボディへヒザ蹴り一閃! この一発でカーンは崩れ落ち、マヌーフはダメ押しのパンチを一発! カーンはピクリとも動けず、マヌーフの秒殺KO勝ちとなった。
マヌーフは「日本で戦って日本で勝利することが出来て最高の気持ちです。ここが自分のホームグラウンドだと思っています。また戻ってきます」とマイクアピールした。
☆同時開催「GLORY 4ヘビー級トーナメント」の試合結果はこちら
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