【M-FIGHT】日本vsタイ5対5マッチは3勝2敗でタイが勝利
▼第8試合 日泰5対5マッチ次鋒戦 WPMFルール スーパーライト級 3分5R
○カノンスック・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF世界ライト級王者)
TKO 2R1分7秒 ※ドクターストップ
●田中秀和(橋本道場/WPMF日本スーパーライト級王者)
次鋒戦では田中とカノンスックが早くも再戦。両者は2月17日の『蹴拳IX ~Part.2~』にて3分3Rで対戦し、カノンスックが判定勝ち。激闘を評価したウィラサクレック会長がその場で今大会での再戦を約束した。今回は3分5R、田中のリベンジなるか?
1R開始直後、カノンスックは田中とグローブを合わせると同時に右ハイキックの奇襲攻撃。これをブロックした田中はボディへのヒザ蹴りを始め、ロー、ヒジ、顔面への前蹴りと攻撃を当てて行く。カノンスックは余裕の表情を見せながら、強い左ローを返す。
2R、カノンスックが左ローと右フック、右ヒジで攻め始め、田中はヒザ蹴りで応戦。しかし、田中をロープに追い詰めたカノンスックが左右フックを放つと、田中は鼻から大量の出血。田中の鼻は曲がってしまい、ドクターチェックでストップがかかって、カノンスックがTKOで田中を返り討ちにした。
▼第7試合 日泰5対5マッチ先鋒戦 ライト級 3分5R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
KO 3R35秒 ※左ミドルキック
●遠藤信玄(スクランブル渋谷/WPMF日本ライト級1位)
日本vsタイの5対5マッチ先鋒戦は、遠藤がゴンナパーと対戦する。
ゴンナパーは左右のストレートと左ミドルでどんどん前へ出て攻めるタイプ、一方の遠藤はローキックを主体にじわじわと攻めて行くタイプ。対照的な両者の対決となった。
1R、サウスポーのゴンナパーは速い左インローと右ストレート。遠藤はパンチのコンビネーションから右ミドル。序盤は遠藤のパンチが多く決まったが、終盤になるとゴンナパーがペースを上げて前に出る。
2R、ゴンナパーのパワーがある左ミドル、左ローで遠藤がバランスを崩す。
どんどん前へ出てパンチと蹴りで攻めるゴンナパーに遠藤は押され、左ストレートでダウンを奪われる。さらに前へ出て攻めまくるゴンナパー。遠藤はヒジで応戦するが、足払いで何度も転倒させられてしまう。さらにゴンナパーはフルパワーの左ローを蹴る。
3R、左ミドルとパンチで遠藤をコーナーに追い込んだゴンナパーは、遠藤が腰を落としたところへ強烈な左ミドルキック! 遠藤は立ち上がることが出来ず、ゴンナパーがKO勝ちでタイチームに1勝目をもたらした。
▼第13試合 WPMF日本ルール ウェルター級 3分3R
○加藤友弥(Team Arakawa-ku)
KO 1R1分15秒 ※右フック
●藤ノ木岳(CMA)
M-1がM-FIGHTに生まれ変わり、今大会はその第一弾。今大会の特徴は、タイで行われているムエタイ大会と同じく、メインカードを中盤に組み込んでいること。通常はメインイベントを最終試合としてメインカードを後半に並べるが、タイではこのようにメインは中盤に行われ、以後の試合は観たい人だけが残るという方式になっている。
日本vsタイ5対5マッチの渡部vsゲーオがメインイベントとして行われ、その後にWPMF日本女子フライ級王座決定戦、そして最終試合としてこの加藤vs藤ノ木が行われた。
アウトサイダーで名を馳せ、その後はDEEPで新人王トーナメント優勝などの活躍を見せた加藤は、現在キックボクシングで2勝(2KO)。対する藤ノ木は3勝(2KO)3敗の戦績。
1R、加藤が左ミドルキックから飛び込むような右フックでダウンを奪う。立ち上がった藤ノ木は飛びヒザ蹴り、ワンツー、左フックで強気に打ち合うが、最後は加藤が左フックからの右フックで3連続KO勝ちを飾った。
▼第12試合 WPMF日本女子フライ級王座決定戦 2分5R
○グレイシャア亜紀(フォルティス渋谷/WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※49-46、50-47、50-47
●トモコSP(ウィラサクレック・フェアテックスジム/J-GIRLSフライ級王者)
※グレイシャアが新王座に就く。
WPMF日本女子フライ級王座決定戦でトモコSPとグレイシャアが激突。グレイシャアは昨年7月に難波久美に勝利して以来の試合となる。トモコは現J-GIRLSフライ級王者でグレイシャアは同タイトルの初代&第3代王者。新旧王者対決となった。
1R、いきなりのパンチ連打で前へ出るトモコ。最初は押されたグレイシャアだが、すぐに対応して前蹴りでトモコを突き放す。グレイシャアは顔面にも前蹴りを突き刺して行く。
2R、このラウンドもトモコがパンチで積極的に前へ出る。グレイシャアはその勢いに押され気味となるが、首相撲に持ち込むとヒザ蹴り。トモコはグレイシャアのパンチと顔面前蹴りで右目の下が腫れた。
3Rになるとトモコの勢いが落ち、グレイシャアは前蹴りで前進を止めて右ロー。さらにパンチを細かく当てて行く。首相撲の勝負になっても、同体で倒れる時にはしっかり上になる。
4R、パンチと右ミドルで前に行くトモコ。グレイシャアはパンチをもらうが、首相撲に持ち込んでヒザ蹴り。離れると前蹴りでトモコを突き放す。グレイシャアが前蹴りと首相撲でコントロールする形となる。
5R、トモコがパンチで勝負を懸けるが、グレイシャアは組んでのヒザ蹴り。トモコを3回同体で転倒させ、その際には上になる。トモコのストレートをもらってもすぐに打ち返し、ポイントを譲らない。試合終了のゴングが鳴ると両者は疲労困憊といった表情に。グレイシャアが3ポイント差(ジャッジ3名とも)をつけ、通算4本目となるベルトを腰に巻いた。
▼第6試合 WPMFルール ウェルター級3分3R延長1R
○大竹将人(TARGET/WPMF日本ウェルター級5位、J-NETWORKウェルター級王者)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-29
●虎宇輝(Y’ZD GYM/WPMF日本ウェルター級6位、APKFウェルター級1位)
▼第5試合 WPMF日本スーパーライト級次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
○大石駿介(OISHIジム/WPMF日本スーパーライト級1位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●加藤剛士(ウィラサクレック・フェアテックスジム/WPMF日本スーパーライト級5位)
※大石が決勝戦に進出。
▼第4試合 WPMF日本スーパーライト級次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
○野呂瀬博之(STRUGGLE/WPMF日本スーパーライト級4位)
延長R 判定2-1 ※三者とも10-9
●鈴木真治(藤原ジム/WPMF日本スーパーライト級3位)
※野呂瀬が決勝戦に進出。
▼第3試合 WPMF日本ルール ライト級 3分3R
○KATO-A.K.G(A-BLAZE×KICK GYM)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-29
●杉本卓也(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
▼第2試合 WPMF日本ルール スーパーフェザー級 3分3R
○山崎竜典(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
判定3-0 ※30-28、30-28、29-28
●長谷川健(RIKIX)
▼第1試合 WPMF日本ルール スーパーライト級 3分3R
○峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●KENGO(RIKIX)
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