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【ジュエルス】長野美香が進化を見せた!打撃戦で勝つ

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2013/03/30(土)UP


▼第5試合 JEWELS特別ルール -60kg契約 5分2R
○杉山しずか(空手道禅道会横浜支部)
TKO 1R1分1秒 ※レフェリーストップ
●キム・ソンウン(韓国/CMA KOREA/国際ムエタイジム/国際キックボクシング連盟女子軽量級王者)

 オーストラリア留学から帰国し、復帰後2連勝を飾っているがジュエルス12月大会で対戦相手の負傷欠場により試合が行えず、その悔しさを今回の試合にぶつける。対戦相手は国際キックボクシング連盟女子軽量級王者ソンウン。

 ソンウンは2011年9月11日の『ジュエルス16th RING』にてキックルールでAZUMAと対戦し、2R34秒でKO負けしているが、1R序盤には重みのある右ローと左ミドルを繰り出してAZUMAを下がらせた。また、2012年4月1日にはパンクラスで木村響子と対戦し、1R1分1秒でTKO勝ちしている。杉山が寝技で3連勝を飾るか、それともキムが打撃で杉山の連勝を止めるか?

 1R、ワンツーの打ち合いから杉山が組み付いて押し倒し、そのままマウントポジションを奪って上からパンチを連打! パンチを嫌がってソンウンが手を伸ばすと、杉山が腕十字。これは極まらなかったが、杉山は相手の左腕を両足に挟んだまま起き上がり、パンチの連打! レフェリーが試合をストップし、杉山は復帰からの3連勝を飾った。


▼第4試合 JEWELS公式ルール -56kg契約 5分2R
○梅原拓未(空手道禅道会)※デビュー戦
判定3-0
●茂木康子(フリー)

 ジュエルスのプロデューサーである茂木は、前回大会の12・15ディファ有明大会で2年8カ月ぶりの復帰戦を行ったが、2RにKO負けを喫した。

 今回はこれがデビュー戦となる梅原と対戦する。柔道(12年の経験、初段)をベースに持つ梅原に、茂木が柔術テクニックでどのように戦うのか?

 1R、梅原はいきなり組み付くと豪快な投げ。横四方固めからボディへパンチを見舞う。亀になる茂木の首に腕を巻き付ける梅原。一度離れると、茂木が低い位置からタックルに行く。梅原が上から潰すが茂木は右足を離さない。梅原が離れたところでブレイク。

 パンチから組み付く茂木は飛び付いて寝技へ引き込む。茂木が下から三角絞めの体勢を作るが、極めきれず時間切れに。

 2R、組んでくる茂木に梅原がワンツーの連打、それでも茂木は組み付いて再び飛び付き、寝技に引き込む。梅原はボディへのパンチから立ち上がって離れる。梅原のローに茂木がタックルを合わせるが、上になったのは梅原の方。茂木のガードから抜け出してバックを奪った梅原は、ボディへパンチを見舞って離れようとしたが、茂木が低い位置からタックル。

 上を奪った茂木はボディへパンチを打ちながらパスガードを狙うが、梅原は茂木の片足に巻き付けた両足を離さなかった。判定は3-0で梅原が勝利。デビュー戦でベテランの茂木を破った。



▼第3試合 JEWELS特別ルール -53kg契約 5分2R
○魅津希(みずき/空手道白心会/Girls S-cup 2012 -53.5kgトーナメント優勝)
一本 1R1分43秒 ※チョークスリーパー
●ジョン・イェソ(韓国/CMA KOREA/KUKJE GYM -TEAM JOJO-/2012年韓国ムエタイ協会新人王、2012年国際キックボクシング連盟新人王)

 今春高校を卒業した“天才格闘少女”魅津希が12・15ディファ有明大会からの連続出場。ジュエルス12月大会では初のパウンド(寝ている相手に上から落とすパンチ)ありルールに挑戦し、韓国のソン・ヒョギョンを相手に2R2分14秒、腕ひしぎ十字固めによる一本勝ちを収めている。

 対するイェソは2012年 韓国ムエタイ協会新人王、2012年国際キックボクシング連盟新人王に輝いた新鋭で戦績は4戦4勝無敗。キックボクシングのJ-GIRLSバンタム級5位、シュートボクシング「Girls S-cup 2012 -53.5kgトーナメント」で優勝している魅津希とは打撃戦になりそうだが、MMAでは寝技でのフィニッシュが多い魅津希が寝技に持ち込んで仕留める可能性もある。

 1R、イェソが前蹴りを出した勢いでスリップして倒れ、魅津希がすぐに上に乗る。立ち上がったイェソを魅津希が胴タックルでテイクダウン、イェソも上下を入れ替えるが、すぐに魅津希が上を奪い返してパンチを落とす。バックを奪った魅津希が相手の脇の下を潜らせてのアッパーを連打し、最後はチョークスリーパー! 鮮やかな一本勝ちを飾った。

 試合後、尾薗勇一ジュエルス代表は、アメリカの女子MMA団体『インヴィクタ』と魅津希の契約の話が進んでいることを明らかにした。


▼第2試合 JEWELSキックボクシングルール -53.2kg契約 2分3R
△三宅芳美(take1)
ドロー 判定1-0 ※28-30、29-29、29-29
△松田玲奈(y-park/2012JEWELSアマチュアキックトーナメント-52kg級優勝)

 松田は昨年9月22日『ジュエルス21th RING』で行われた「JEWELSアマチュアキックトーナメント-52kg級」で優勝し、パンチの連打を武器にプロデビュー後も3連勝。現在女子キックボクシング大会『J-GILRS』でもフライ級王座次期挑戦者決定トーナメントを勝ち上がっている。今春高校を卒業したばかりで、今後が期待される選手だ。

 対戦相手はベテランでバックブローを得意とする三宅(take1/※以前のリングネームはアリカ、大浜芳美)となった。

 1R、三宅が左右のフックで攻めて、松田はその勢いに押されて下がる。2Rになると松田が前蹴りと左右のミドルキックで逆襲し、三宅を下がらせる。三宅はボディをかばうシーンもあり、ダメージを感じさせる。

 3R、ジャンプまたは飛び込んでのパンチを使う三宅に、松田は離れてワンツーと前蹴り、接近すると首相撲からのヒザ蹴りを突き刺す。両者アグレッシブに動いての試合は痛み分けに終わったが、この試合は大会ベストバウトを獲得した。

 大会後、佐伯繁DEEP代表は「2人の倒しに行っている気持ちが他の試合とは始まった瞬間に違った。そういう試合がMMAの試合ではなかったことが残念」と大会ベストバウトに選出した理由を語った。



▼第1試合 JEWELS特別ルール フェザー級 5分2R
○黒部三奈(K太郎道場)
一本 1R1分49秒 ※チョークスリーパー
●前澤 智(パラエストラ八戸)

 黒部がパンチを出しながら組み付いたものの、前澤が首投げでテイクダウン。しかし、立ち上がった黒部が前澤を逆にテイクダウンし、そのままバックへ。最後は師匠の中村K太郎直伝のチョークスリーパーで極めて見せた。


▼オープニングファイト第6試合 DUMAU Presents JEWELS BJJマッチ・変則巴戦 -50kg契約 5分一本勝負
○山口友花里(空手道白心会)
一本 3分29秒 ※V1アームロック
●阿部 彩(徳島BJJ)

▼オープニングファイト第5試合 JEWELSアマチュアキックルール -50kg契約 2分2R
○佐々木蝶里(尚武会)
判定3-0
MOGA(VERTEX)

▼オープニングファイト第4試合 JEWELSアマチュアキックルール -53kg契約 2分2R
△室永真央(晴山塾)
ドロー 判定1-1
△大滝あゆみ(新興ムエタイジム)

▼オープニングファイト第3試合 DUMAU Presents JEWELS BJJマッチ・変則巴戦 -50kg契約 5分一本勝負
○山口友花里(空手道白心会)
一本 3分48秒 ※腕ひしぎ十字固め
●臼井 環(PUREBRED川口REDIPS)

▼オープニングファイト第2試合 JEWELSグラップリングルール -55kg契約 4分1R
○杉本 恵(AACC)
一本 1R1分50秒 ※チョークスリーパー
●三浦彩香(U柔)

▼オープニングファイト第1試合 DUMAU Presents JEWELS BJJマッチ・変則巴戦 -50kg契約 5分一本勝負
○阿部 彩(徳島BJJ)
ポイント3-0
●臼井 環(PUREBRED川口REDIPS)

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