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【DEEP】3王座全て移動!新王者・北岡「これが格闘技です」

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2013/04/26(金)UP

▼第9試合 ウェルター級 5分3R
○奥野“轟天”泰舗(CAVE)
KO 2R2分7秒 ※左フック
●郷野聡寛(フリー)

 郷野は昨年5月のマイケル・チャンドラー戦を最後にMMA(総合格闘技)を引退することを発表してシュートボクシングに参戦していたが、約1年ぶりにMMA復帰戦を行う。この数年間は-70kgで試合をしていたが、今回は本来の-77kgに戻して復活を目指す。対戦相手はハードパンチャーで知られる奥野。

 1R、奥野がゴング直後からパンチで前へ出る。郷野は頭を振って奥野のパンチをかわし、ヒザ蹴りを突き刺す。

 しかし、奥野はひるまず前へ出て郷野はコーナーへ追い詰められる。奥野が左フック、郷野はヒザ蹴り。奥野の右フックで郷野が腰を落とし、すぐに組み付く。

 パンチで攻めまくる奥野に対し、郷野は下がりながらパンチをかわし、左ミドルを蹴る。

 2Rもやはり前へ出る奥野。郷野はジャブと右フックで応戦するが、奥野の左右フックをもらう場面も。郷野をコーナーへ追い詰めた奥野が左フック、同時に郷野が右フック! この一発で奥野がヒザを着き、郷野に組み付く。

 ブレイクとなり、郷野のチャンスかと思われたが、奥野は捨て身の左右フック連打! クリーンヒットを奪われた郷野の足がもつれ、そこへ奥野が左フック! 郷野が倒れ、奥野が逆転KO勝ちを収めた。



▼第8試合 DEEPバンタム級(62kg以下) ※ヒジあり特別ルール 5分3R
○金原正徳(パラエストラ八王子)
一本 1R4分14秒 ※肩固め
●ウエイド・チョーテ(アメリカ/セントラル・イリノイ・コンバット・クラブ)

 山本“KID”徳郁、小見川道大ら国内トップ選手に勝利している金原が、今回対戦するチョーテ(アメリカ)はMMA(総合格闘技)で3つのタイトルを獲得している選手。寝技が得意で、これまで8回の関節・絞め技による一本勝ちを記録しており、その決まり手も腕十字、三角絞め、フロント・チョークなど多彩。相手をKO出来る打撃も持ち合わせており、4回のKO勝ちも収めている。世界進出を目指している金原にとって実力を示す絶好の相手となった。

 1R、パンチ&ローを繰り出すチョーテを金原がタックルでテイクダウン。下からヒジを打ってくるチョーテに、金原もボディと足にヒジを打つ。金原はマウントポジションを奪うと肩固めの体勢になり、チョーテのガードをパスして完全に肩固めを極めた。



▼第7試合 DEEPフライ級(58.5kg以下)次期挑戦者決定戦 5分3R
○和田竜光(吉田道場)
KO 1R2分10秒 ※右フック
●中村優作(総合格闘技スタジオSTYLE) 

 プロデビューからわずか1年でDEEP初代フライ級王者となった元谷友貴(CB IMPACT)への挑戦権を懸けた、次期挑戦者決定戦が行われる。対戦するのは和田と中村。両者ともにスピードと破壊力を兼ね備えた打撃を持ち、アグレッシブな試合をするファイターだ。

 両者は昨年12月18日の『DEEP CAGE』で対戦し、バンタム級タイトルに挑戦した実績もある和田が予想では有利とされていたが、結果は引き分け。今回が決着戦となる。

 1R、中村はフェイントを使いながらのジャブ、和田はスイングの大きい打ち下ろしの右フックを多用する。和田はカウンターでタックルを決め、中村がロープを背にしてテイクダウンを防ぐとボディへのパンチ。

 離れると和田の右フックがついに炸裂! 中村はバッタリと倒れ、和田が豪快なKO勝ちで決着をつけた。

 これでフライ級タイトルへの挑戦が決まった和田はマイクを持つと、「元谷君は強いけれど、僕の方が多分強い」と宣言。すると元谷がリングに上がり、「和田選手は僕が総合格闘技を始めた頃から憧れていた選手の一人なので、対戦できるのを嬉しく思っています。防衛戦は自分の格闘技に懸けている想いを全てぶつける」とマイクアピールした。



▼第6試合 DEEPバンタム級(62kg以下) 5分3R
○大塚隆史(AACC)
判定3-0
●釜谷 真(Honey Trap)

 DEEPで2階級制覇を達成し、『DREAM』のリングでも活躍した大塚が、昨年12月18日に敗れるまで8連勝を飾っていた釜谷と対戦する。打撃とレスリングを主体とした完成度の高いMMA(総合格闘技)ファイターである大塚に、釜谷の打撃はどこまで通用するのか? それとも釜谷が大塚を喰って上のステージへ駆け上がるのか!?

 1R、大塚が右ストレートを打ったところでバッティングとなってしまい、試合は一時中断。再開後、大塚はタックルでテイクダウンを奪い、上四方固めからのノースサウスチョークを極める。苦しい表情を浮かべた釜谷だが脱出に成功。しかし、大塚がすぐにテイクダウンを奪ってマウントポジションになる。反転して上になった釜谷は立ち上がって寝ている大塚にローキックと顔面踏み付け。

 2R、大塚がタックルでテイクダウンを奪って再びノースサウスチョーク。またも釜谷は逃れる。大塚はパンチからのタックルでテイクダウン、釜谷は立ち上がろうとするも大塚は寝技に引きずり込む。大塚のパンチからのタックルが決まり、釜谷に主導権を握らせない。

 3R、釜谷はパンチで攻めていくが、大塚がタックルで
テイクダウン。釜谷は立ち上がってパンチで攻めるが、やはり大塚にテイクダウンを許してしまう。最後は大塚がフロントチョークの体勢になり、大塚が釜谷を封じ込める形で判定勝ちした。



▼第5試合 DEEPバンタム級(62kg以下) 5分2R
○赤尾セイジ(NEX)
判定3-0
●戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)

 1R、積極的にパンチ&ローのコンビネーションを決める赤尾に、戸井田は組み付いていく。寝技では腕関節狙いから足関節狙い、さらに腕関節と流れるような動きを見せた戸井田だが、これを凌いだ赤尾は以後寝技には付き合わずスタンドの打撃で勝負。

 2Rも赤尾は寝技に引き込もうとする戸井田に付き合わず、スタンドの打撃で勝負。赤尾のパンチが連打で決まる場面もあり、赤尾がベテランの戸井田に判定勝ちした。

 戸井田はマイクを持つと、「21歳でプロになり15年間やってきましたが、現役を引退したいと思います」と引退を表明した。


▼第4試合 DEEPフェザー級(65.8kg以下) 5分2R
○津田勝憲(総合格闘技津田沼道場)
TKO 2R2分38秒
●志土地翔大(高田道場)

▼第3試合 DEEPバンタム級(62kg以下) 5分2R
○恒村俊範(GRABAKA)
TKO 2R2分38秒 ※レフェリーストップ
●宮川博孝(ALLIANCE)

▼第2試合 DEEPバンタム級(62kg以下) 5分2R
○遠藤大翼(和術慧舟會駿河道場)
一本 2R2分1秒 ※スリーパーホールド
●小林聖人(総合格闘技津田沼道場)

▼第1試合 DEEPフェザー級(65.8kg以下) 5分2R
○梅田恒介(R-BLOOD)
判定3-0
●エドワード松浦(フリー)

▼オープニングファイト第2試合 DEEPフライ級(58.5kg以下) 5分2R
△蛭川高重(TRIBE TOKYO MMA)
ドロー 判定0-0
△清田秀樹(キングダムエルガイツ)

▼オープニングファイト第1試合 DEEPウェルター級(77.1kg以下) 5分2R
○勝木星太(蒼天塾横浜) 
TKO 1R29秒
●新里佳彦(総合格闘技道場MAKUGAN)

 
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