2013/06/15（土）UP
（最終更新：2013/06/17 11:41）

▼戸井田カツヤ引退エキシビジョン　5分1R　※引退セレモニーあり
－戸井田カツヤ（和術慧舟會トイカツ道場）
エキシビションのため勝敗なし
－今成正和（Team－ROKEN）

　4・26TDCホール大会で現役引退を発表した戸井田が引退エキシビションを行った。バンドの生演奏で入場した戸井田は今成正和とグラップリングルールで対戦。エキシビションマッチながら2人は激しい足関節の取り合いを繰り広げ、最後は今成が足関節で戸井田からギブアップを奪った。

　エキシビション後、場内スクリーンで関係者からの戸井田へのメッセージVTRが流され、続いて来場者が花束を贈呈。DEEP佐伯繁代表をはじめ、陸上選手の為末大、和術慧舟會の先輩にあたる小路晃らが戸井田の引退に花を添え、お笑い芸人ねずっちからは謎かけのプレゼントも贈られた。

　そして戸井田が現役最後のメッセージ。「後楽園で初めて試合をしたのが13年前。負けちゃったんですけど、プロとして頑張ろうと決めて、何とか今までやってこれました。体の方は元気なんですけど、一番何をすべきかを考えた時に、道場の会員を増やすのが格闘技に対する貢献だと思います。これから格闘技を広めるために、盛り上げていきます」と引退セレモニーを締めくくった。

▼第7試合　ライトヘビー級　5分2R
○井上俊介（シュクラン）
TKO　2R16秒　※レフェリーストップ
●篤志（BLUE DOG GYM）

　1R、右のパンチで前に出る井上がテイクダウン。亀になる篤史にパンチを入れる。一度は立ち上がられるが、すぐにテイクダウンし、サイドポジションからパンチを落とし続ける。

　そして2R開始直後、井上が右フックでダウンを奪い、そのままパンチを連打。レフェリーストップで勝利した。

▼第6試合　ウェルター級　5分2R
○岡野裕城（マッハ道場）
TKO　2R26秒　※レフェリーストップ
●渡辺良知（AACC）

　1R、プレッシャーをかけていく岡野。渡辺を金網まで押し込んでテイクダウンを奪うとバックを取る。立ち上がった渡辺が正対して、試合は打撃戦へ。岡野が細かくジャブを当て、渡辺もパンチとローで前に出る。2R、先に岡野がパンチを当てると、そのままトップポジションをキープ。一気にパンチを落とし、レフェリーストップを呼び込んだ。

▼第5試合　ライト級　5分2R
－長谷川秀彦（アカデミア・アーザ）
試合中止
－エドモンド金子（BRAVE）
※大会前日に長谷川が交通事故に遭ったため
　
　前日計量前に、長谷川が交通事故に遭ったため、今大会を欠場。金子との一戦は中止となった。当日、長谷川と金子が金網に上がり、試合中止についてコメントした。

「私の不注意で試合が出来なくなってしまいました。選手、関係者、ファンのみなさん、申し訳ございませんでした。出来るだけ早いタイミングでもう一度、試合を組んでいただいて、それで最後にしたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします」（長谷川）

「今日は素晴らしい舞台で名前がある選手と戦える。ワクワクしていたのですが残念です。また宮田先生のもとで全身全霊、精進していきますので、よろしくお願いします」（金子）

▼第4試合　（株）グランドエステート懸賞金（30万円）マッチ　バンタム級　5分2R
○石司晃一（Brigthness門馬道場）
一本　1R3分54秒　※チョークスリーパー
●原田ヨシキ（マッハ道場）

　この試合は30秒以内に試合が決まった場合、（株）グランドエステートから懸賞金30万円が与えられる賞金マッチ。1R、場内には10秒経過ごとにアナウンスが行われたが、30秒以内に試合は決まらず、そのまま試合が進んだ。先にチャンスを掴んだのは原田。石司を金網まで押し込んでパンチをまとめる。しかし組みついてテイクダウンを奪った石司がバックからスリーパー。これががっちりと極まり、石司が逆転一本勝ちした。