【パンクラス】川村亮、引退の高橋義生を秒殺KO
▼第8試合 アテナルール バンタム級 5分3R
○中井りん(パンクラスヴィーナス/初代クイーン・オブ・パンクラシスト)
判定2-0 ※29-29、30-28、30-29
●タラ・ラローサ(Jackson’s MMA/BodogFight女子-135ポンド級初代王者)
1R、前に出るラローサに対し、中井はサイドステップ、そして右ローキックを入れる。ラローサは中井の右ローに右のパンチを合わせ、ラローサが組みつくと中井は首相撲、オープンスコアは三者10-10のイーブン。
2R、ラローサが中井のローに右ストレートを合わせると一瞬、中井はまっすぐに下がり腰を落とす。しかし、中井はバックに回りチョークを狙う。2Rは10-10が2名、1名が10-9でラローサ。
3R、ラローサの左右連打を中井はしっかりと防御。中井は両足タックルからテイクダウン!
中井はサイドポジションを奪うとアームロックに。ラローサはセンタク挟みで応戦する。中井は残り10秒で腕十字を狙うも、ラローサが上を取り返したところでゴング。
中井が判定2-0で勝利。中井は打撃で課題を残したものの、米国TUFにも出場した大物ラローサ相手に金星ともいえる勝利だった。
▼第7試合 バンタム級 ワールドスラム開幕戦(世界トーナメント一回戦) 5分3R
○清水俊一(総合格闘技宇留野道場/パンクラスバンタム級2位/日本選抜)
不戦勝 ※ダニエルの計量オーバー
●ダニエル・スウェイン(アメリカ/AKA/世界選抜)
※清水がトーナメント準決勝に進出
▼エキシビションマッチ 1分3R
-近藤有己(パンクラスism)
勝敗なし
-中井光義(フリー)
中井はマンガ『キン肉マン』の作者ゆでたまごの一人である中井義則(ゆでたまごは嶋田隆司との合同ペンネーム)の息子であり、12月8日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 255』でパンクラスデビュー戦を行う。
序盤から打撃を交錯させる中、近藤が積極的にテイクダウン。
2Rには下になった中井が一瞬で上のポジションを取り返すなど見せ場を作る。最終Rには、近藤がアキレス腱固めを極めにいけば、中井も同じくアキレス腱固めを狙いにいき、終了のゴング。試合後、中井は「普段通りの動きは出来たと思います。近藤有己という大先輩とやらせていただき、物凄く緊張しました。パンクラスデビュー戦の相手はまだ決まっていないので不安はありますが、倒しにいきます」とコメントした。
▼第6試合 ライト級 ワールドスラム開幕戦(世界トーナメント一回戦) 5分3R
○リッチー・ウィットソン(アメリカ/AKA/世界選抜)
TKO 1R2分 ※レフェリーストップ
●長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA/パンクラスライト級5位/日本選抜)
※ウィットソンがトーナメント準決勝に進出
1R、ウィットソンの前足に、サウスポー構えの長岡は片足タックルからテイクダウンを奪う。コーナーを背に立つウィットソンはヒザを突く。組みつく長岡にウィットソンはフロントチョークを仕掛けるも場外に。ブレークから再開。ウィットソンの右ミドルにカウンターの両足タックルを決めた長岡だが、ウィットソンが再びフロントチョークで極めると、長岡が失神した。
▼第5試合 ライト級 ワールドスラム開幕戦(世界トーナメント一回戦) 5分3R
○フィリップ・オリビエリ(ブラジル/ノヴァウニオン/世界選抜)
TKO 1R4分16秒 ※セコンドからのタオル投入
●AB(和術慧舟會 駿河道場/パンクラスライト級3位/日本選抜)
※オリビエリがトーナメント準決勝に進出
1R、オリビエリは強い右フックから首相撲を仕掛けヒザ。ABはコーナーで組みつくが、オリビエリは突き放し首相撲から払い腰で投げて上になる。しかし、深追いせず立った。
オリビエリの大きな左のパンチをかいくぐり組みつくABだがブレーク。オリビエリの右ヒザに崩れ落ちたAB。すかさずオリビエリが左右パウンドでラッシュすると、AB陣営からタオルが投入された。
▼第4試合 バンタム級 ワールドスラム開幕戦(世界トーナメント一回戦) 5分3R
○マルセロ・セザール(ブラジル/ノヴァウニオン/世界選抜)
一本 1R1分23秒 ※腕ひしぎ十字固め
●馬場勇気(ロデオスタイル/パンクラスバンタム級4位/日本選抜)
※セザールがトーナメント準決勝に進出
1R、サウスポーの馬場は左右のパンチで前進する。連打でコーナーまで詰めると大内刈りでテイクダウン。しかしセザールは下から腕十字! 馬場は踏みつけで抵抗し、一瞬クラッチを外しながら鉄槌を落とすが、セザールが腕十字でタップを奪った。
▼第3試合 バンタム級 ワールドスラム開幕戦(世界トーナメント一回戦) 5分3R
○中島太一(パラエストラ東京/パンクラスバンタム級5位/日本選抜)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●サーワン・カカイ(スウェーデン/アメリカントップチーム/世界選抜)
※中島がトーナメント準決勝に進出
1R、組みつくカカイの投げを耐える中島だが、カカイが両足タックルでテイクダウン。中島が立ち上がって払い腰で投げると、バックマウントから下になり三角絞め、腕十字に移行するも、カカイは外して上に。1Rは三者10-9で中島。
2R、中島の左ボディ、左フックに一瞬ヒザを落とすカカイだが組みついて投げに。それを潰した中島は腕十字! 腕を伸ばすが外したカカイが上になる。立つ中島をリフトして再びテイクダウンを奪う。2Rは2名が10-9中島、10-8中島が1名。
3R、カカイの強引な投げを潰した中島がバックに回る。これを振り落としたカカイ。中島はすぐに立つ。カカイは両足タックルからテイクダウン。コーナーで立つ中島は差し返して投げに出る。同体で落ちるが共に立ち、カカイが両足タックルに入ったところでゴング。判定は中島が3-0で勝利した。
▼第2試合REBELS提供マッチ ISKAオリエンタル・インターコンチネンタル・スーパーウェルター級タイトルマッチ ISKAオリエンタル・ルール 3分5R
○小西拓槙(M-BLOW/挑戦者)
判定3-0 ※50-47、50-48、49-48
●レオ・ズーリック(ドイツ/mujoken-ki dojo/王者)
※小西が新王者に
1R、サウスポーの小西、オーソドックスのレオ。重いパンチで詰めるレオに小西は前蹴り、さらに左ヒザを出すとローブローになる。再開後、小西は左ミドル。
2R、詰めるレオは左右フックで前に出る。小西は左ボディ、左ミドル、前蹴りと左の波状攻撃。3R、小西は左ヒザ蹴り。レオはロープに詰めて右ボディ。4R、コーナー詰める小西は上下に散らすが、レオも押し戻す。小西は左ヒザ! さらに左ロー、ミドルと打ち分ける。
5R、小西の右前蹴りに左を合わせるレオ。小西の左右パンチをノーガードで受けるレオ。小西の猛攻にレオは後退し、最後は小西がコーナーに詰めての連打。判定3-0で小西が勝利し、ISKAのタイトルを獲得した。
▼第1試合 ライト級 5分2R
○伊藤崇文(パンクラスism/ライト級10位)
一本 2R1分28秒 ※アームロック
●坂口征夫(坂口道場一族)
1R、サウスポー構えの伊藤はオーソドックスの坂口の前足に片足タックルで入りテイクダウンを奪う。
坂口はコーナーを背に立とうとするが伊藤はバックに回る。伊藤は片足をかけてチョークを狙うがブレーク。伊藤が両足タックルからテイクダウンしてゴング。
2R、伊藤が両足タックルからテイクダウン。バックに回る坂口に伊藤がスタンドからのアームロックで回し倒し、最後は押さえ込んで極めた。
大ベテランの伊藤は「俺はまだこのリングで戦いたい」と咆哮した。
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