【NJKF】悠矢が町田との打ち合いを制す
▼第5試合 NJKFウェルター級王座決定戦 3分5R
○大和侑也(大和ジム/元WBCムエタイ日本ウェルター級王者、元NJKFウェルター級王者)
判定3-0 ※50-42、50-42、50-43
●DAI(誠至会)
※大和が新王座に就く。
大和は昨年、2月にWBCムエタイ日本王座をT-98に奪われ、11月にはテヨンにTKO負けを喫するなど後退の印象が強い1年だった。出直しの決意で2013年まで保持(返上)していた王座に再チャレンジ。対するDAIは昨年4月、健太とのNJKFウェルター級王座決定戦でKO負け。2度目の王座獲得のチャンスを迎えた。
1R、大和がパンチのコンビネーションとカウンターで有効打を奪っていくが、DAIは首相撲で大和を転倒させ、パンチにヒジを合わせようとする。
2R、ヒジを狙うDAIに大和はなかなか踏み込めなかったが、狙い済ました左フックでダウンを奪う。大和はラッシュをかけて右フックでダウンを追加した。
3R、左ヒジでこの試合3度目のダウンを奪った大和だが、DAIが左ミドル連打で猛反撃。さらに組んでのヒザやヒジで粘りに粘る。
4R、左フックからの右ストレートをクリーンヒットさせ、さらにヒジでカットする大和。しかし、DAIは組んでのヒザとヒジのフェイントで対抗し、大和は攻めきれない。
5R、あまり手が出ない大和にDAIは組み付いて何度も組み倒す。大和は左フックからの連打でまたもダウンを追加。倒しに行く大和だがDAIもパンチで反撃し、試合終了。KOは逃したが、大和が大差の判定で約2年ぶりに王座に返り咲いた。
大和は「ダウン以外のところがつまらない試合になってしまいました、次はチャンピオンらしい試合をしたいと思います。去年はWBCムエタイ王座を獲られてつらい1年になってしまったので、今年中に現王者の健太選手に挑戦できるようになりたいと思います」と、WBCムエタイ王座の奪回を誓った。
▼第4試合 NJKFライト級王座決定戦 3分5R
○階 勇弥(健心塾)
TKO 3R2分00秒
●凌太(OGUNI-GYM)
※階が新王座に就く。
王座決定トーナメントの決勝戦。両者は2013年9月に対戦しており、この時は階が判定勝利を収めている。
1R、右ローを主軸に攻める階に凌太は回り込みながらの左フック。2Rになると両者ともアグレッシブに動き始め、階が前に出て左右ローとパンチ攻めて行く。
3Rになると凌太のパンチが当たり始めるが、組んだ階が右ヒジでカットに成功。ドクターチェックでストップがかかり、階がTKO勝ちで新王座に就いた。
階は「凄く嬉しいですけれど、この内容ではこんなヤツがチャンピオンかと思われてしまうので、もっと練習してチャンピオンにふさわしい選手になりたいです」とコメントした。
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