【Krush】堀尾が2連続豪快KOで新王者になる
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▲誕生日を迎えた同門の前王者・大雅（右）にお祝いのメッセージを送る新王者の堀尾（左）
グッドルーザー
「Krush.56」
2015年8月14日（金）東京・後楽園ホール
▲右ハイキックでＫＯ勝ちした堀尾（右）
▼第9試合 メインイベント 第4代Krush -55kg王座決定トーナメント決勝戦（王座決定戦） 3分3R延長1R
○堀尾竜司（TRY HARD GYM）
KO 2R 3分00秒 ※右ハイキック
●匠（チームドラゴン）
※堀尾が優勝。第4代Krush -55kg王座に就く。
6月12日の『Krush.55』から8人で争われてきた「第4代Krush -55kg級王座決定トーナメント」がいよいよファイナルを迎えた。決勝の舞台に勝ち進んだのは、優勝候補の匠と、前王者・大雅と同門の堀尾。
1R、匠のジャブに堀尾は右ローで応戦。匠がボディを打って来ると右ストレートで迎え撃つ。匠のパンチをしっかりガードして打ち返す堀尾。
2R、打ち合いになったところで偶発的なバッティングとなり、匠は準決勝で切った右目上に続き今度は左目上を切って両目上から流血。
再開後、右ストレートをクリーンヒットさせた堀尾はパンチの連打とローで上下に揺さぶりをかけ、ボディへのヒザも突き刺す。堀尾の右フック、続いて左フックがヒットし、匠の身体が泳いだところで右ハイキック。匠がダウン。
匠は立ち上がるも足がもつれ、まともに立てずレフェリーが堀尾のKO勝ちを宣した。堀尾は、「僕を成長させてくれたトーナメントに出たみんなに感謝します。支えてくださった皆さん、全員に感謝しています。このベルトが獲れたのは皆さんのおかげです。これからKrush －55kgを盛り上げて行くのは堀尾竜司です」とアピール。
そして、前王者で同門の大雅が本日誕生日ということで、祝福のメッセージを贈った。
▲飛びヒザ蹴りでKO勝ちした堀尾（左）
▼第2試合 第4代Krush -55kg王座決定トーナメント準決勝（Aブロック決勝） 3分3R延長1R
○堀尾竜司（TRY HARD GYM）
KO 2R 2分06秒 ※右飛びヒザ蹴り
●戸邊隆馬（シルバーウルフ）
※堀尾が決勝戦へ進出。
堀尾は現在5連勝と波に乗っており、準決勝へ進出したほかの3選手全員から勝利を奪っている。対する戸邊は1月のK-1で堀尾に判定負けを喫したが、6月の1回戦ではハイキックでKO勝ちを収めている。
1R、戸邊がジャブをヒットさせてペースをつかんでいるかに見えたが、ボディをパンチとヒザで攻めていた堀尾がいきなりの右飛びヒザ蹴りでダウン寸前まで追い込む。
堀尾はパンチと飛びヒザの連打でラッシュをかけたが戸邊は耐えた。
2R、戸邊がパンチ＆右ローで再びペースをつかみ始め、堀尾は露骨に右ローで体勢を崩す。そのローに意識が集中してしまったか、下を向いていた戸邊に堀尾が飛びヒザ蹴り。直撃を受けた戸邊がKO負けを喫し、堀尾が決勝へ進出した。
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