【IGF】石井慧が体格で上回るペンにチョークで1R圧勝
ムハマド（右）の顔面にヒザ蹴りを見舞うロドリゲス（左）
▼第9試合 セミファイナル IGF WORLD GP TOURNAMENT 2015準決勝 5分2R
○フェルナンド・ロドリゲス・Jr（ブラジル/Team Nogueira）
TKO 1R1分39秒
●ヨセフ・アリ・ムハマド（スウェーデン/AVAN）
長身のムハマドが先制で左右ストレートを当て、これに面食らったロドリゲスはロープの間から体が出そうになり、レフェリーは場外逃避行為として注意を与える。
その後も首相撲でコントロールし、さらに右ストレート、左フックを当てムハマドが優勢だったが、ロドリゲスは押し倒すようにテイクダウンを決め、その後のパウンドでムハマドの眉周辺から出血を呼ぶ。
ドクターチェックの後で試合が再開すると、ロドリゲスは勢いを出して左右のパンチを振るって攻め、左フック、右ストレートと当てて巨体のムハマドを倒しノックアウトした。
前蹴りを見舞うウィリス（右）
▼第7試合 IGFルールマッチ
○ジャスティン・ウィリス（アメリカ/American Kickboxing Academy）
判定3－0
●リズヴァン・クニエフ（ロシア）
1R、サウスポーから左インロー、左ストレート、右フックと放ってクニエフに組み付いていくウィリスだが、ロープ・コーナー際で膠着してしまう。
後手となるクニエフだが、ウィリスの打ち終わりに右フックを返してヒット。
しかし当てられたウィリスはタックルで組み付いて追撃を逃れ、その後は両者クリーンヒットなく1R終了となる。
2R、クニエフのパンチをかいくぐりタックルで組み付いたウィリスがテイクダウンに成功。しかしその後の攻めをモタついてしまう。
レフェリーがブレークして両者を立たせるが、ウィリスがタックルでロープに押し込み、その後でクニエフが放ったタックルはウィリスが切り、攻防が激しくなることはなく、5分終了のゴングが鳴らされる。
判定は20－19、19－19、20－18の3－0でウィリスが勝利した。
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