【Krush】蹴りまくった卜部がTKO勝ち、K-1王者の弟へ挑戦状
▼石川直生引退セレモニー
“ナオキック”の愛称で親しまれた石川直生(青春塾)の引退セレモニーが行われた。
師である竹島伊佐夫・青春塾代表、かつてのライバル梶原龍児、山本真弘らからの花束贈呈に続き、石川はマイクで最後の挨拶。
「15歳でキックボクシングを始めて20年以上も大好きなことに関わってこれたのは皆さんのおかげです。本当に皆さんのおかげでこうして胸を張ってリングを降りることが出来ます。選手としては引退しますが、全日本キック、Krush、格闘技界の卒業生代表として現役選手たちに負けない選手たちを作っていきたいと思います。
現役で頑張っているみんな、悔しい思いや苦しい思いをして、キックでは食っていけないかもしれない。でも気にするな。俺たちがやっていることは誰かの人生を大きく変えるくらい価値があるんだよ。誰かの生きる力や勇気になるから、これからも誇りを持って戦ってください。
もし生まれ変われることがあるのなら、僕はもう一度キックボクサーになりたい。そう思えるほど幸せな20年間でした」と語り、深々と頭を下げた。
最後は10カウントゴングを聞き、仲間たちに胴上げされ、石川は16年間の現役生活にピリオドを打った。生涯戦績は37勝(18KO)22敗7分。
▼第6試合 セミファイナル Krush -58kg Fight 3分3R延長1R
○大滝裕太(ネクサスジム)
KO 1R 2分45秒 ※右フック
●田中将士(上州松井ジム)
1R、徹底してローを蹴ってくる田中に大滝はパンチを合わせて行く。ローとミドルの相打ちも見られる中、コーナーへ詰めた大滝が打ち合いを挑み右ストレートでダウンを奪う。一気に仕留めに行った大滝が、またも打ち合いで右フックをヒットさせ、鮮やかなKO勝ち。
大滝はマイクを持つと、「数日前にいつも応援してくれていたおじいちゃんが亡くなりました。おじいちゃんのためにもベルトを巻きます」と亡き祖父にタイトル奪取を誓った。
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