【VTJ】修斗vsパンクラス王者対決は接戦の末、菅原が制す
VTJ実行委員会
「VTJ 7th」
2015年9月13日(日)千葉・舞浜アンフィシアター
▼第9試合 メインイベント 125ポンド(56.7kg)契約 5分3R
○菅原雅顕(四街道スポーツスタジオ/修斗世界バンタム級王者)
判定2-1 ※28-29、29-28、29-28
●清水清隆(TRIBE TOKYO MMA/フライ級キング・オブ・パンクラシスト)
修斗世界バンタム級王者・菅原とパンクラスのスーパーフライ級王者・清水の王者対決。菅原は5月3日の後楽園ホール大会で神酒龍一を破り、王座に就いたばかり。対する清水はパンクラス王座を6度も防衛している絶対王者。両者は2012年8月25日に修斗で対戦しており、この時は清水が判定勝ちしている。
1R、清水が弾丸のようなタックルでテイクダウンし、上からヒジを落としたが菅原はすぐに立ち上がる。圧力をかける菅原だが、清水は右ローを何度も蹴り、弾丸タックルでテイクダウン。
立ち上がると前に出てくる菅原に右フックをヒットさせ、片足タックルで尻餅をつかせる。菅原は前に出ているがパンチがなかなか当たらない。
2R、何度もワンツーで仕掛けて行く菅原。清水はかわして右フック、またはタックル。菅原のパンチでバランスを崩し、倒れた清水へ菅原がパンチで襲い掛かる。立ち上がった清水はヒジを繰り出すも空振り。菅原の右のパンチが当たり始め、清水のタックルを潰してパンチを見舞う。しかし、清水の左フックに大きく吹っ飛ぶ菅原。
3R、清水の弾丸タックルに尻餅をつく菅原だが、すぐに立ち上がる。直後に清水がタックルを決めて上になり、抑え込むが動きがなくブレイクに。清水のタックルを潰した菅原がパンチ、ヒジ。最後もタックルに行った清水だが、菅原はケージを背にして堪えた。
判定は2-1と割れ、菅原が接戦を制した。菅原はマイクを持つと、「疲れました。頭が痛いです。この試合に向けてたくさんの人のおかげでリングに立つことが出来ています。ありがとうございました」と観客にお礼を述べた。
▼第8試合 セミファイナル 125ポンド(56.7kg)契約 5分3R
○前田吉朗(パンクラス稲垣組/元DEEPバンタム級王者)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●征矢 貴(パラエストラ松戸)
元DEEPバンタム級王者・前田は6月大会に続いての参戦。トリッキーな打撃と巧みなテイクダウンで2連勝とベテラン健在を示している。今回は修斗で5勝(4KO)1敗のハードパンチャー征矢を迎え撃った。
1R、プレッシャーをかけてくる征矢に前田は左ロー、左フック、左ミドルを的確に当てて行く。
征矢のタックルから離れると前田は後ろ回し蹴りを見せる。パンチをヒットさせていく前田の右アッパーに征矢がダウン。前田はパンチで詰めていくが無理はしない。征矢もフックを打ち返す。前田は前蹴りを連打。
2R、お互いに打撃を出すが目立ったヒットはない。征矢は前に突っ込むと右フック。前田は一度組みに行く。前田の蹴りに征矢が右フックを合わせる。
3R、前田のタックルを切った征矢が右フックをヒット。しかし、前田はタックルをやり直してテイクダウンに成功する。サイドを奪い、顔面にヒジを入れる前田。さらにマウント、バックマウントになってパンチを見舞う。そしてスリーパーから肩固め。
前田はスリーパーを狙い続けるが、征矢が上を奪ってパンチを落とす。スタンドに戻ると前田がフックをかわしてタックル、テイクダウンしてバックからパンチを見舞う。
絶妙な試合運びを見せた前田が判定勝ち。またしてもベテラン健在ぶりを示した。
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