【RISE】野辺が熱戦で郷州に競り勝つ
▼第7試合 ライト級 3分3R延長1R
○藤田雄也(極真会館/RISEライト級5位、2012年RISING ROOKIES CUPライト級優勝)
判定3-0 ※30-26、30-26、29-25
●SEIDO(Team ORCA/RISEライト級10位)※KING MASAから改名
5月大会での王座決定トーナメント準決勝で丹羽圭介に敗れた藤田が再起戦。相手はその丹羽に唯一の黒星をつけた男SEIDO。空手仕込みの蹴り技を武器とする藤田に対し、SEIDOは左右フックを主体としたパンチャー。対照的なスタイルの対戦となった。
1R、左ミドルと前蹴りを出す藤田に、SEIDOは接近してのパンチ。しかし、両者接近しすぎてクリンチになることが多く、両者にホールディングの注意。その後、SEIDOには2度目の注意で減点1が与えられる。
2Rも藤田が離れて蹴り、SEIDOが接近してパンチを打つ展開。藤田は時折、打ち合いをする場面もあるが、クリンチとなる。
しかし、ロープ際で右ミドルを蹴った藤田が飛びヒザ蹴りを放ち、ダウンを奪う。
3R、藤田は前蹴りを連発してSEIDOを入らせない。ミドルと右ストレートも繰り出してSEIDOのパンチに対抗する。SEIDOは焦ったか、藤田が胴まわし回転蹴りを空振りしてマットに倒れたところへ攻撃してしまい、痛い減点。藤田の判定勝ちとなった。
▼第6試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
○小西拓槙(フリー/同級7位、ISKAオリエンタル・インターコンチネンタルスーパーウェルター級王者)
KO 2R1分26秒
●TAG(ERUPT/2007年DEEPフューチャーキング九州トーナメント70kg以下級 準優勝)
小西は7月の『RISE 106』に初参戦し、RISEミドル級11位・花沢類を左ストレートでKO。その勝利によってRISEミドル級7位にランキングされ、今後同階級の中心選手になっていくのかが注目される存在だ。対するTAGはパンクラスなどに参戦しているMMA(総合格闘技)ファイター。
1R、離れた距離からフックで飛び込んでくるTAGに、小西は動き回ってジャブとロー。余裕を見せてノーガードでTAGのパンチをかわす。しかし、小西のヒザ蹴りにTAGがフックを合わせると、小西が一気にラッシュを仕掛けて上中下に攻撃を振り分け、ヒザ蹴りからの右フックでダウンを奪う。
2R、顔とボディに打ち分けながらパンチでラッシュを仕掛けた小西がダウンを追加。最後はヒザ蹴りをボディに突き刺し、小西が2連続KO勝ちを飾った。
小西はマイクを持ち、「RISEの70kgはチャンピオンがいないので、自分がRISEのベルトを腰に巻きたい。そしてBLADEの70kgトーナメントにRISE代表として出て、一番になりたいと思います」とアピールし、伊藤隆RISE代表に11月の後楽園大会にも出たいと直訴した。
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