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【極真館】藤井将貴3連覇、台風の目ギャリーを振り切る

2015/11/16(月)UP

後半、下段回し蹴りを集中しギャリーを振り切った藤井(左)

極真空手道連盟 極真館
「2015争覇戦 全日本空手道選手権大会」
2015年11月15日(日)東京・国立代々木競技場 第二体育館

※この決勝戦の模様(ノーカット)はこちら

▼争覇戦 決勝戦
◯藤井将貴(ふじい・まさき/極真館・城南品川)
判定3-0
●ギャリー・クーパー(極真館・総本部) 

 争覇戦とは体重別4階級、8ブロックに分け、各ブロックのトップがくじ引きをし、準々決勝の対戦相手を決めるというもの。

準々決勝、藤井は下段回し蹴りで一本勝ち

 3連覇のかかる藤井将貴は重量級(+80kg)のAブロックを勝ち上がり、準々決勝のくじ引きで軽重量級(-80kg)のAブロック勝者・中山正純と対戦。

 中山は2回戦、上段回し蹴りで技あり、3回戦では突きと上段回し蹴りで合わせ一本勝ちし藤井戦に挑んだが開始24秒、藤井の重い左下段回し蹴りが決まり一本勝ち。

準決勝突きの打ち合いになり会場が沸く。藤井(左)がまたも一本勝ち

 続く準決勝では軽量級(65kg以下)ながらスタミナとパンチの連打を効かせて勝ち上がってきた高橋元樹と対戦。

 高橋が中盤突きの連打を仕掛け、藤井もそれに付き合っての連打合戦になり会場が沸くが、重量級藤井の強烈な突きの連打にたまらず高橋がダウン。藤井が一本勝ちし決勝戦に駒を進めた。

 もう一方のブロックからは、藤井同様、重量級のBブロックから米国出身のギャリー・クーパーが187cm、88kgの体格を生かした強烈な突きと膝蹴りで勝ち上がってきた。

ギャリー(右)は体格を利用した突きと膝蹴りで合わせ一本勝ちを重ね決勝に駒を進めた

 初戦から突きで合わせ一本勝ち(技あり2つ)し、準決勝では中量級Bブロックを合わせ一本勝ちで勝ち進んだ石井大祐に対し、ギャリーは中段突きと左膝蹴りの連打で相手に何もさせず合わせ一本勝ちを奪う快進撃。

 ギャリーの破壊力に藤井はどう戦うか注目された決勝戦となった。

 決勝戦が始まると、お互い遠距離で様子を見ながら下段回し蹴りを蹴り合う。 

ギャリーの膝蹴りが藤井に突き刺さる

 ギャリーのパンチからの膝蹴りが数発うまく入りだしたところで、膝蹴りが藤井の金的に入り試合中断。ここでは注意が取られなかったが、試合が再開したところでギャリーの右のジャブが藤井の顎を捉える。

 藤井は倒れるが手による顔面攻撃禁止のためここでギャリーに注意1。試合再開後、藤井は圧力をかけ突きで追う、ギャリーは下がりながら距離を取り突きと膝蹴り、中段回し蹴りを放つ。

終盤、左下段を集中する藤井

 藤井が距離を詰め下段回し蹴りが入りだしたところで本戦3分が終了。

 判定は副審4人のうち2人が藤井、二人は引き分けだったが、主審は藤井に上げ、3-0の僅差で藤井が勝利。3連覇を達成した。

 優勝した藤井は
「足を痛めていたので一呼吸で数発の突きを出す練習に重点を置いていました。その成果が多少発揮できたと思います。今後はそれを更に磨き世界の強豪を相手に通用する技にしていきたいと思います」と答えた。

 今回台風の目となったギャリーは「現在総本部の内弟子ですが、もうすぐ内弟子を卒業して、故郷のロサンゼルスに帰る予定なので、今回が最後の全日本だと思って臨みました。普段は突きに頼り過ぎてしまうことが多いので、今回は特に蹴りの稽古をたくさん行い、自分の得意技の幅を広げることを試みてみました。あとはスピードに重点を置いた稽古です。まだまだ発展途上だと思いますので、今後も更に稽古を積んで、また大きなタイトルに挑戦したい」とコメント。

 2年後KWU(極真ワールドユニオン:スイス本部 国際的な極真組織の一つ)が東京で世界大会を予定している。ギャリーの次の活躍が期待される。

女子はリーチのある上段を放つエマ(右)が優勝

 なお全日本女子空手道選手権大会も同時開催。半月前にイギリスから来日し、優勝を目指して藤井将貴が所属する極真館城南品川支部で稽古を積んだエマ・マークウェルが決勝で止まらない突きと膝蹴り、回し蹴りも上下にうまく振り分け、対戦相手の伊藤里紗の突きの連打を振り切り3-0で勝利し優勝を飾った。

試合結果
「2015争覇戦 全日本空手道選手権大会」
優勝:藤井 将貴(極真館・城南品川)
準優勝 ギャリー クーパー(極真館・総本部)
3位 高橋 元樹(極真館・埼玉県西北)
4位 石井 大祐(極真館・福島)
5位 高坂 遼(極真館・所沢)
6位 高山 忠士 (極真館東京本部・五反田)
7位 中山 正純 (極真空手中山道場)
8位 鈴木 彰太(極真館東京本部)
敢闘賞技能賞  高橋 元樹(極真館・埼玉県西北 )

 全日本女子大会
優勝 エマ・マークウェル (IFK英国)
2位 伊藤 里紗(士衛塾)
3位 岩戸 千晴(極真館・さいたま中央) 
4位 塩崎 愛子(極真館東京本部・砂町池尻大橋)
最優秀選手賞   エマ・マークウェル (IFK英国)

 ※IFKはイギリスが本部の極真国際組織の一つ

 ※この決勝戦の模様(ノーカット)はこちら

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