【イノベーション】高橋幸光、町田との王者対決を制しK-1参戦アピール
▼第9試合 スーパーファイト WBCムエタイランキング査定試合 58kg契約 3分5R
○一戸総太(WSRフェアテックス/WPMF世界フェザー&スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※49-48、49-48、50-49
●竜誠(ダイケンジム/INNOVATIONフェザー級2位)
WPMF世界2階級制覇を達成した一戸はスーパーバンタム級ではもはや国内敵なしとなり、フェザー級に転向。10月には現J-NETWORKフェザー級王者・八神剣太にTKO勝利を収めた。対する竜誠は14勝のうち9つもKO勝ちのある20歳のハードパンチャー。この一戦はWBCムエタイランキング査定試合として行われ、WBCムエタイ王座奪取を目標に掲げている一戸にとっては願ってもないチャンスとなった。
1R、右ローからパンチにつなぐ素早い攻撃で先手を取る竜誠。一戸は冷静にブロックしながら右ローをこつこつ当て、蹴り足をキャッチしてはこかしていく。
2R、一戸は左ローも当てていく。竜誠が大振りのパンチで出ると、スウェーで避ける一戸はヒットを許さない。3R、竜誠のパンチを見切った一戸はパンチの打ち終わりに右ローを返す。一戸は左ジャブを当てると竜誠はムキになって前に出て来たところをこかす。
4R、一戸の右ローをもらいながらも竜誠はパンチで前に出る。ブラジリアンハイキック、左ミドルと一戸は蹴り技を駆使し、追い込むが竜誠は倒れない。5R、プレッシャーをかける一戸は左右ハイ。下がる竜誠だがパンチで前に出ると、それに応えるように一戸も左フックを当て、両者は激しい打ち合いに。判定で勝利した一戸は「来年WBCの世界タイトルを狙いにいきます」と宣言した。
▼第8試合 INNOVTIONスーパーウェルター級暫定王者決定戦 3分5R延長1R
○T-98(クロスポイント吉祥寺/WPMF世界ミドル級王者 元INNOVATIONウェルター級王者)
TKO 4R2分59秒 ※3ノックダウン
●MIKE JOE(拳伸ジム/INNOVATIONスーパーウェルター級1位)
※T-98が暫定王者に
当初、INNOVTIONスーパーウェルター級王者・メリケン雄人が防衛戦を行う予定だったが、9月の岡山大会で拳を骨折したために欠場。これを受けて暫定王者決定戦としてT-98とJOEが激突。
1RからT-98が右ロー、組み付いてのヒザ蹴りで主導権を握る。
2R、JOEがパンチで突き放そうとするが、T-98は強烈な右ボディストレート。さらに右ローを効かせてコーナーに追い込みラッシュを仕掛ける。
3RはT-98の一方的な展開に。再びコーナーに詰めてラッシュを仕掛け右ヒジでダウンを奪う。
4R、首相撲を仕掛けるT-98に対し、JOEはもがくようにパンチ・ヒジを繰り出しカットに成功。T-98はドクターチェックを受けて再開。
プレッシャーを強めるT-98はラッシュを仕掛け、ヒジでダウンを奪う。
防戦一方となるJOEにT-98はラッシュで追加のダウンを奪い、4R終了間際にもダウンを奪ったT-98がTKO勝ち。マイクを握ると「こんなに苦戦するとは思わなかった。誰が相手でも圧倒できるようになりたい」とアピールした。
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