【RISE】那須川天心、膝でダウン奪い17歳で世界王座獲得
▼第7試合 SuperFight! -95kg契約 3分3R延長1R
○清水賢吾(極真会館/第3代RISEヘビー級王者、SB日本ヘビー級王者)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●ルイス・モライス(ポルトガル/ボスジム ポルトガル/ストライカーズリーグ90kg級王者)
※本戦は三者とも29-29
5連勝(4KO)の清水は対戦相手が2度も変更となり、最終的にこのモライスと対戦。モライスはISKAポルトガルとISKA日本事務局が推薦したファイターで、戦績は19勝(9KO)5敗。
1R、モライスの右ストレートが清水のガードを突き破って2度突き刺さる。さらにヒザ蹴りをもらう清水。
勢いとパワーに押され気味だった清水は、ローとパンチからのヒザ蹴りで反撃。
2R、清水が右ローから近付いてパンチをまとめ打ちし、モライスは右アッパーを突き上げて来る。相手の攻撃をもらって鼻血が噴出した清水だが、パンチ、ロー、ヒザ蹴りでペースを取り戻す。
3R、モライスは長いリーチから右ストレートとアッパーを繰り出す。清水もすぐにヒザと右フックを打ち返す。清水はパンチからヒザ蹴り、右ローで攻めまくったが、本戦の判定はドロー。
延長戦になると疲れの見えるモライスに清水が右ローからの左右フックでコーナーへ追い詰め、ヒザを突き刺す。
モライスもヒザを蹴るが、清水が攻め切って判定でモライスを振り切った。
苦しい試合を制した清水は「二冠王になって初めての試合だったので圧倒的な力を見せたかったんですが、相手が強くて強くてきつかったです。でも皆さんの応援のおかげで頑張れました。
予定では圧倒的にKOしてISKA世界王座に僕も挑戦させて下さいと言いたかったんですが、内容が内容だけに、強くなって世界王座にふさわしい器になったら挑戦させて下さい」と、控えめに世界タイトル戦をアピールした。
▼第6試合 RISEバンタム級次期挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○村越優汰(湘南格闘クラブ/前RISEバンタム級王者)
KO 3R 1分37秒 ※左三日月蹴り
●有松 朝(リアルディール/RISEバンタム級3位)
※村越が決勝戦へ進出。
那須川天心が保持するRISEバンタム級ベルト挑戦権を懸けたトーナメントが開幕。まずは村越と有松で準決勝が争われた。両者とも那須川にKOで敗れており、リベンジを誓っている。
1Rが始まると同時に有松が突進してパンチの乱れ打ち。これに村越も素早く反応して、逆に右フックでダウンを奪う。
さらにヒザ蹴りをボディに突き刺し、三日月蹴りも命中させるが、有松はどんどん前へ出てパンチで攻める。
2Rも有松は突進。それに対して村越はジャブを突いて距離を取ってヒザ蹴り、前蹴り。しかし、有松の右ストレートをもらう場面も。
3R、ブレイクになった直後に有松が前へ出ようとしたところへ村越がスーパーマンパンチをヒットさせてダウンを追加。さらにボディをパンチとヒザで攻め、最後は左ヒザ蹴りからの三日月蹴り。有松は悶絶して倒れ、村越がKO勝ちで決勝へ駒を進めた。
村越はマイクを持つと、「KOで勝てましたが情けない試合をして倒すのが遅くなってしまいました。決勝の相手が確定していませんが、強い選手が出てくると思うのでこんな試合をしていたら勝てない。次は誰が来ても強いところを見せたいです」と、KO勝ちにも満足いっていないようだった。
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