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【Krush】ダウン奪ったピケオーが新王者に、王座海外流出

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2016/04/10(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

武居(左)はハイキックを多用して、攻撃を上中下に振り分ける

▼第7試合 Krush-53kg初代王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○武居由樹(POWER OF DREAM)
KO 2R 2分15秒 ※左アッパー
●隆聖(ドージョー☆シャカリキ)
※武居が決勝へ進出。

 Krush最軽量級となる-53kg初代王座決定トーナメント準決勝を争うのは、19歳の武居と20歳の隆聖。

 1R、サウスポーの武居は左ハイを蹴りつつ、ボディと顔面に左のヒザ蹴り、左ストレート、左ローと多彩な攻撃を巧く当てる。最後に放った左ローが的確に決まり、隆聖の動きが一瞬止まった。

 2Rも武居は左右へ回り込みながら左ハイを織り交ぜ、左ロー、左ストレート、ヒザ蹴りを巧みに当てていく。隆聖はガードを固めて前へ出てパンチを狙うが、武居の上中下に振り分ける攻撃に翻弄され、最後は前に出たところで左アッパーを打ち抜かれてダウン。そのまま立ち上がることが出来ず武居がKO勝ちで決勝進出を決めた。

 次回6月12日大会で決勝戦(王座決定戦)を争う上羽がリングに上がり、「試合を見てめちゃくちゃ強いと思いました。実力は僕より上かなと思ったんですが、負けるわけにはいかないので次の試合は引退を懸けてベルトを獲りにいきます」と言えば、武居は「次もしっかり倒します」とアピールした。


 

▼第6試合 Krush-53kg初代王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○上羽優希(Desperado.TSK japan/元WPMF日本&J-NETWORKスーパーフライ級王者)
不戦勝
●亀本勇翔(K-1ジム・チームドラゴン)
※亀本が前日計量で失格。上羽が決勝へ進出。


試合終了直前、稲石(右)は飛び蹴りを2連発

▼第5試合 Krush -60kg Fight 3分3R
○稲石竜弥(TEAM OJ)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●“DYNAMITE”髙橋佑太(Y’ZD GYM)

 前に出る高橋に左右ミドル、思い切り振り回す左右フックを当てていく稲石。フォームはきれいではないが、変則的リズムで攻撃する稲石に高橋はやりづらそう。高橋はなかなか稲石を捕らえることが出来ず、逆に稲石は右ローや左右フックを当てる。最後も高橋のパンチを空振りさせながら稲石が左右フックを当て、飛び蹴り2連発で試合終了。稲石がKrush初陣を勝利で飾った。 

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