【ムエタイ】ジュニア3選手がタイで健闘、敗れるも今後に期待
▼第2試合 40㎏契約
○クンスック・ウィットウィチャイ(タイ)
判定
×リュウノスケ・ウォーワンチャイ(=今村竜之助/エクシンディコンジムJAPAN)
リング上で向き合うと、今村より頭一つ大きいクンスック。この身長差は試合に影響するのか。
1R、クンスックは遠い間合いからミドルキックでペースを握ろうと試みる。今村がこれをカットするとクンスックは早速組んでくる。今村は長身のクンスックが繰り出すヒザに苦戦することなく、上手くさばきながらヒザとヒジをを当てる。
2Rと3Rも首相撲の展開が続く。今村はクンスックの首相撲に付き合わされ、スタミナの消耗が心配される。しかし、今村はヒザを着実に返すと、クンスックの鼻頭にヒジ打ちを決めた。
4R、両者が繰り広げる素早いヒザ合戦に場内が沸く。ここまでの展開ではイーブンの印象であったが、最終Rに入るとクンスックは距離を取ってハイキック。場内ギャンブラーに指示されたか、クンスックは勝ち逃げモードを作ることに徹する。
今村も左右のミドルキックでクンスックを揺さぶる。リング上では互角な攻防が繰り広げられていたが、賭け率ではクンスックがリードした状態だった。ジャッジはクンスックを勝者とした。
今村は前回7月31日の試合では、相手をKO寸前まで追いつめていながら、ドローという結果に終わってしまったが、今回は、背丈のあるタイ選手を相手に、首相撲で上手く対応し、自分の肘打ちやミドルキックにつなぐことが出来た。敗れはしたが、今村のムエタイ留学の締めくくりに相応しい試合内容となった。
記事・写真/シンラパムエタイ 早田寛
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!