【ROAD FC】豪快フックでチェ・ホンマン粉砕、マイティ・モーが初代無差別級王者に
▼第6試合 -72.5kg契約 5分3R
○佐々木信治(総合格闘技道場BURST/第6代修斗環太平洋ウェルター級王者)
一本 2R 4分50秒 ※三角絞め
●ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
ROAD FCライト級トップファイター対決となる一戦。昨年2月から参戦している元修斗環太平洋ウェルター級王者・佐々木はROAD FCで現在3連勝中と好調。しかし、直近の試合となる今年4月のRIZINではダロン・クルックシャンクに1RでTKO負けを喫し、今回が再起戦となる。
対するミランダはムエタイ出身のファイターで、MMA戦績は9戦8勝1敗と高い勝率を誇る。佐々木と同じくROAD FCでは現在3連勝中。この試合の勝者はROAD FCライト級王者クォン・アソルへの挑戦権を手にすると見られており、事実上の次期挑戦者決定戦となる。
1R序盤、佐々木がタックルのフェイントから、強烈な左フックを叩き込む。たまらず倒れ込んだミランダのマウントを奪うが、ミランダは強引に体勢を入れ替え逃れる。今度はミランダのバックを奪うと、佐々木はそこから寝技で攻め立てるが、ミランダもパワーでディフェンスする。
寝技の攻防から一瞬の隙をつき、ミランダが佐々木にフロントチョーク。佐々木は苦しそうな表情を見せるが、何とかこれを外す。それでもマウントを奪われた不利な状態であったが、ミランダがパウンドを落としてきたところを巧みにブリッジで返すと、そこから再び上のポジションを奪い返した。
2R、打撃戦から距離が詰まった両者は、組みの攻防から寝技に移行。ミランダが再びフロントチョークを狙うも、入りが浅い。佐々木はこれを外すと、ミランダとポジションを奪い合う展開へ。この攻防を制した佐々木はミランダのマウントを奪取。残り時間40秒のところで一気に勝負に出た。腕十字を仕掛け、ミランダがこれを外すとすかさず三角絞め。これがかっちり極まると、ミランダはたまらずタップした。
ラウンド終了まで残り時間10秒で試合を決めた佐々木。試合後にマイクを向けられると、「ミランダ選手が強くてビックリしました。でも、これで僕が先に進んだと思います。ライト級で試合をしてないチャンピオンがいますが、僕と戦って盛り上げませんか?」と、来場していた王者アソルへ呼び掛けた。するとアソルは、自らの姿がモニターに映し出されると中指を立てて佐々木に応えた。
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