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【NKB】大和が中尾を初回KO、NKB王者が外敵を全員撃退

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2016/10/02(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ベテランの中尾(右)を1Rでマットに沈めた大和(左)

日本キックボクシング連盟/NKB実行委員会
「武士シリーズ VOL.4」
2016年10月2日(日)東京・後楽園ホール

▼第12試合 トリプルメインイベント 3分5R
○大和知也(SQUARE-UP道場/NKBライト級王者)
KO 1R 2分45秒 ※左フック
●中尾 満(エイワスポーツジム/元日本暫定ライト級王者)

 NKB王者3人が他団体の王者クラス3人を迎え撃つトリプルメインイベント。すでにNKB王者勢が2勝を収めており、全勝を目指して大和が中尾と対戦した。大和はゴンナパー・ウィラサクレック、翔・センチャイジムと外敵に連敗し、中尾も6連敗中と崖っぷち同士のサバイバルマッチとなった。

 1R、大和は最初から右ボディストレートを狙い撃ちにし、左ローも蹴る。この右ボディストレートが何度も突き刺さり、中尾は後退。前に出てくる大和を左ミドル、ヒジで迎え撃つが、大和は徹底してパンチでボディを攻めていく。

 左ローでコーナー際に詰まった中尾に大和がワンツーをクリーンヒットさせると、中尾はダウン。立ち上がると中尾は猛然とパンチで攻めていくが、打ち合いに応じた大和の右フックをもらって2度目のダウン。

 最後も打ち合いの中で大和が左ローから右フック。中尾はダウンしてすぐに立ち上がったが、3ノックダウンで大和のKO勝ちとなった。

 大和は勝利者インタビューで、「中尾選手の気持ちが伝わってきました。ありがとうございました。キックボクシング界がこれから盛り上がって行くと思うので、いろいろな大会に出られるように頑張ります」と、他団体のリングへ乗り込んで行きたいと語った。


ローを効かせてパンチで攻め込む村田(右)。三冠王・久世(左)を破った

▼第11試合 トリプルメインイベント 3分5R
○村田裕俊(八王子FSG/NKBフェザー級王者)
判定3-0 ※49-48、49-48、49-47
●久世秀樹(レンジャージム/WMC日本フェザー級王者、蹴拳フェザー級王者、WINDYフェザー級王者)

 4月のNKBフェザー級王座決定戦で高橋一眞を破り、新王者に輝いた村田は、三冠王・久世と対戦。久世は7月のBOMで国内トップクラスのビッグネームである駿太を破り、勢いに乗っている。

 1R、パンチとヒジで前に出る久世に村田は左右ローを蹴る。久世の左縦ヒジで村田は頭部をカットして出血。ドクターチェックが入る。再開後、久世の右フックがヒット。

 2R、ジャブと前蹴りを多用して村田を近付けさせない久世。攻めあぐねる村田に久世はロー、ミドルを蹴る。

 3R、村田は左右ローを蹴り、久世は前蹴りで突き放す。村田の左ローで動きが鈍る久世。組みの展開になると村田がヒジを出す。

 4R、村田はしつこく左右ローを蹴り、前に出てくる久世に左ストレート、左右フックを入れる。終盤に村田の左ローが連続ヒットし、久世は棒立ちに。

 5R、腰を引いて明らかに村田のローを嫌がる久世。村田の左ロー連打をもらって棒立ちとなる久世だが、前蹴りで突き放して右ストレートを放つ。村田はパンチを混ぜながらの徹底した左ロー。最後まで攻め続けた村田は勝利を確信して観客にアピール。

 判定はその通り、村田が3-0で勝利。他団体三冠王を撃破した。

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