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【イノベーション】ダウン奪われた町田が逆転勝利で初防衛に成功

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2016/10/09(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

1Rは劣勢だった宮元(左)だが、2Rに逆転KOで世界王座に就いた

▼第15試合 有限会社トータルプランニングルミナス presents WPMF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○宮元啓介(橋本道場/INNOVATIONスーパーバンタム級王者/挑戦者)
KO 2R 2分9秒 右三日月蹴り
●チューチャイ・ゲーオサムリット(タイ/WPMF世界スーパーバンタム級王者)
※宮元が新王座に就く。

 最新戦績で「ヒジ打ちによるKO」を3連続しているチューチャイは、今回のタイ選手団の中で“最も危険なファイター”という評価。

 1Rからチューチャイが猛攻を仕掛け、サウスポースタイルから左ヒジ打ちを繰り出す。特にダンナー(片腕で相手の首やアゴの関節を押し込んで極めるロック技)からのヒジ打ちは戦慄的で、ほぼ一方的に攻めてこのラウンドを終えた。

 2R、チューチャイはKO勝ちを確信したかのように笑みを絶やさず前に出てくる。そこで突然、宮元の左三日月蹴りがチューチャイの鳩尾に決まる。チューチャイは前のめりに倒れて痙攣。宮元が逆転KO勝ちで世界王座に就いた。

【試合動画】宮元がKO勝ちでWBCムエタイ・インター王座を獲得


 

▼第14試合 日タイ国際戦 67.5kg契約 3分5R
○ジョイシー・イングラムジム(ブラジル/前ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者)
TKO 4R 1分04秒 ※右ヒジ打ち
●喜入 衆(フォルティス渋谷/MuayThaiOpenウェルター級王者)

 オーソドックスの喜入とサウスポーのジョイシー、背格好もほぼ同じの両者。1、2Rは互角だった攻防のバランスが、3Rで一気に崩れた。

 きっかけは心臓を狙うかのような打点の高いテンカオ(ヒザ蹴り)だった。この一撃で喜入が苦しそうな表情。そのまま上下くまなく攻撃を受け続け、最後はジョイシーが振るった右ヒジ打ちでTKO勝ちとなった。

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