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【J-NETWORK】北斗が流血ヒジ合戦を制して初防衛に成功

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2016/10/10(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

重い左ローキックでJ-NET初の試合をKO勝ちで飾った渡辺(右)

▼第10試合 J-NETWORKライト級 3分3R ※ヒジあり
○渡辺理想(わたなべ・ゆうと/極真会館/RISEライト級9位)
KO 3R 46秒 ※左ローキック
●MO刃KI(もとき/MA・二刃会/MA日本ライト級6位)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 
 

 渡辺は華麗な足技を武器に、極真会館第24回全日本ウェイト制空手道選手権大会中量級で準優勝。キック転向後はRISEで活躍していたが、REBELSに戦場を移して今年6月にはREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級タイトルマッチで王者ハチマキに挑戦。タイトル獲得はならなかったが、8月の小磯哲史戦では2度のダウンを奪い大差の判定勝利を収めて、早くも復活の狼煙を上げた。

 対するMO刃KIはチャクリキ第2代西日本ライト級王者の実績を持つ。J-NET初参戦同士の対戦となった。

 1R、開始と同時にMO刃KIの右ミドルと渡辺の後ろ回し蹴りが空中激突。サウスポー同士の両者は左ローを蹴り合い、左ストレートを狙う。

 2R、序盤から強い左ローをヒットさせていた渡辺。右フック、左ストレートもヒットさせて左ローでダウンを奪う。その後も左ローを狙い撃ちされて大きくバランスを崩すMO刃KIだが、何とかこのラウンドをしのいだ。

 3R、渡辺が左ローを蹴るたびに大きくバランスを崩してマットに手を着くMO刃KI。左ローが2発連続でヒットしたところで、レフェリーが試合続行不可能と見てストップをかけ、渡辺のKO勝ちとなった。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 
 


 

王座挑戦権が懸かった杉本(右)と実方(左)の試合は接戦となった

▼第14試合 トリプルセミファイナル J-NETWORKスーパーライト級次期王者挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
○杉本卓也(WSRフェアテックスジム/J-NETWORKスーパーライト級5位)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●実方拓海(TSKjapan/J-NETWORKスーパーライト級8位)
※杉本が次期挑戦者に決定。

 今年5月から開幕したスーパーライト級次期王者挑戦者決定トーナメントの決勝戦が杉本と実方で争われた。勝者は今年2月に新王者となった岩﨑悠斗(Ten Clover Gym)への挑戦権を手に入れる。

 1R、序盤は右ローの蹴り合い。杉本が左フック、実方が右ストレートをそれぞれヒットさせ、ラスト1分はパンチで打ち合う。実方の顔面前蹴りが決まった。

 2R、徹底して右ローを蹴ってくる杉本に実方は右ストレートと左フックを当てていく。杉本の攻撃に実方は右ストレートを狙い撃ち。

 3Rが始まるといきなり足を止めて打ち合う両者。互いのパンチがクリーンヒットするが、実方がヒザ蹴りも加える。右ローを放って前に出る杉本は接近するとヒザ蹴り。実方はヒジで応戦。杉本のヒザや前蹴りで身体をくの字にさせられるが、右ストレートで逆襲する。

 判定は2-0で、接戦を制した杉本は「実方選手はむちゃくちゃ強くて疲れました。次はタイトルマッチが決まりましたが、今のままでは勝てないので練習して強くなって帰って来ます」と、タイトルマッチへ向けての抱負を述べた。

●次ページ:REBELS-MUAYTHAI王者・清川がJ-NETランカー宮﨑を迎え撃つ

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