【J-NETWORK】北斗が流血ヒジ合戦を制して初防衛に成功
▼第13試合 トリプルセミファイナル J-NETWORKフェザー級次期王者挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
○宮﨑勇樹(MA・相模原Sジム/J-NETWORKフェザー級5位)
判定3-0 ※三者とも30-29
●清川祐弥(新宿レフティージム/REBELS-MUAYTHAIフェザー級王者)
※宮﨑が次期挑戦者に決定。
J-NETWORKフェザー級王者・八神剣太への挑戦を懸けて、清川と宮﨑が次期王者挑戦者決定戦。
清川は2014年12月に初代REBELS-MUAYTHAIフェザー級王者に。J-NETへの参戦は2010年6月以来およそ6年半ぶりとなる。王者・八神とは今年4月に行われたWPMF日本フェザー級王座決定戦で対戦し、八神のトリッキーな動きに翻弄され二冠王のチャンスを逃した。八神にはこれまで2敗を喫しており、3度目の正直を狙っての参戦だ。
対する宮﨑は今年5月のJ-KICKで立嶋篤史からダウンを奪って勝利。2015年6月から負けなしと勢いに乗っており、八神の持つベルトを狙う。
1R、サウスポーの清川は左ミドルを蹴り、左ストレートのタイミングを測る。宮﨑は細かくパンチを出し、右ボディストレートをヒットさせたが、両者慎重な出足だ。
2R、左の蹴りを多用して余裕ある試合運びをしていた清川だが、宮﨑は強引に入り込んで右フックをヒットさせる。その後も蹴られてもパンチを出して間合いを詰めていく宮﨑。
3R、左ミドルと左ストレートでリードする清川。宮﨑はパンチを出して前へ出るが、なかなかクリーンヒットは奪えない。それでも前に出るアグレッシブさが評価されたか、宮﨑が判定で勝利した。
▼第12試合 トリプルセミファイナル J-NETWORKスーパーバンタム級次期王者挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
○伊仙町典久(いせんちょう・のりひさ/BLA-FREY/J-NETWORKフェザー級9位)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-29
●リョウ・ペガサス(アカデミア・アーザ/J-NETWORKスーパーバンタム級2位)
リョウは今年2月に行われたJ-NETWORKスーパーバンタム級タイトルマッチで王者・渡辺優太に判定2-1の僅差で敗れ、再度の挑戦を目指しての参戦。J-NETを始めRISE、MA日本キック、ACCEL、Bigbangなどで37戦のうち7度のタイトルマッチを経験しているベテラン選手だが、未だベルトに手が届かずにいる。
対する伊仙町は闘牛で知られる徳之島に生まれ、その闘牛に寄り添い牛を操る勢子(せこ)を志していたという異色の経歴の持ち主。25歳という遅めのデビューだったが、7月にJ-NET初参戦を果たし、ランカーの押方匡介をヒジで切り裂きTKO勝利。次期王者挑戦者決定戦へと抜擢となった。
1R、右ローと右ストレートを徹底的に放つリョウに、サウスポーの伊仙町は左ミドルを蹴る。
2R、フットワークを使って動き回るリョウは右ロー、右ストレートを打っては離れる。伊仙町はリョウが入って来るところにヒザ蹴りや右フックを合わせ、首相撲に持ち込んでもヒザを蹴る。
3R、リョウは右ボディストレートから右ヒザを突き刺す。さらにパンチでガムシャラに攻めるが、やはり伊仙町の首相撲に捕まってヒザ蹴りをもらってしまう。
首相撲に捕まえている時間が長かった伊仙町が判定勝ち。王座挑戦権を手にした。伊仙町はマイクを持つと、「7月にJ-NETWORKに参戦させていただき、またすぐに呼んでもらえて光栄です。来年タイトルに挑戦するので伊仙町魂を見せたい」とタイトルマッチでの健闘を誓った。
●次ページ:武来安vsバイソン守のライトヘビー級次期挑戦者決定トーナメント
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