【Krush】再戦もダウンの奪い合いで塚越が渡部に雪辱、初戴冠
▼セミファイナル(第7試合) Krush -65kg Fight 3分3R・延長1R
○中澤 純(TEAM Aimhigh)
KO 2R 3分03秒 ※右ストレート
●ソン・スター(韓国/PSYCHO PITBULLS)
中澤はMA日本キックボクシング連盟とイノベーションで日本ウェルター級王座に就いた実力者。屈強な肉体とアグレッシブな打ち合いを身上とするファイターでKrushで2連勝中。対するスターはCKS韓国ウェルター級王者で、右の強打を武器に韓国の-65kgトップに君臨するという。
1R、中澤はジャブから右ロー、スターは踏み込んでのワンツーと右ローで攻め込む。中澤はスターのワンツーをかわしての左フックを数回当てていく。接近戦でのパンチの打ち合い、離れての右ローとスピーディーな攻防。
2R、打ち合いの中で中澤が左ボディブローをクリーンヒットさせると、スターは一気に前へ出てパンチを打ちに行く。中澤の右フック、左アッパーをもらう場面が目立ち始めるスター。スターも打ち返すが、中澤のヒットが目立つ。スターはボディへのヒザ蹴りで応戦。
残り10秒で中澤の左フックがそのヒザ蹴りにカウンターで命中。グラついたスターへ中澤がラッシュを仕掛け、コーナーへ追い詰めての連打。右ストレートで大きくアゴが上がると、スターは前のめりにダウン。中澤が鮮やかなKO勝ちを飾った。
▼第6試合 第5代Krush-60kg王座決定トーナメント1回戦 3分3R・延長1R
○覇家斗(ウルフキックボクシングジム/UKF日本ライト級王者)
判定3-0 ※29-28、30-27、29-27
●島野浩太朗(菅原道場/MA日本スーパーフェザー級王者)
1R、覇家斗が蹴り、島野がパンチでそれぞれ攻める。島野はロープ際に覇家斗を追い込むと、島野は強烈な左ボディから右フックを叩き込む。一方、覇家斗はローキックを返しながら、見計らっての飛びヒザから右ストレートを振り落とす。
2R、ローからパンチにつなぐ覇家斗。序盤に連打で島野に後ろを向かせる場面も。距離が近づくとワンツーを返し、さらに飛びヒザ蹴りを繰り出す。
3R、強烈な右ローを叩き込む覇家斗。島野はローに合わせてパンチを返す。終了間際、ロープ際で覇家斗の電光石火の右バックハンドブローからヒット。ぐらつく島野に追い打ちの右ストレートを浴びせると、レフェリーが割って入りダウンを告げる。再開直後、一発逆転を狙った島野が一か八かで飛びかかるが、ここで飛試合終了のゴング。
Krush初参戦の覇家斗がフルマークの判定勝利。ハードパンチャーの島野を退け、トーナメント準々決勝へと駒を進めた。
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