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【UFC】堀口が進化を見せつけ7勝目、石原“夜叉坊”は無念の初黒星

2016/11/19(土)UP

 

後ろ回し蹴りをヒットさせる堀口(右)。日本人初のUFC王者誕生へ向かって進化した姿を見せた

UFC
「UFC Fight Night -Mousasi VS Hall 2-」
2016年11月19日(土・現地時間)北アイルランド・ベルファスト SSEアリーナ

▼フライ級 5分3R
○堀口恭司(アメリカン・トップチーム/UFCフライ級4位)
判定3−0 ※三者ともに30-27
●アリ・バガウティノフ(ロシア/UFCフライ級8位)

 王座再挑戦を狙う堀口がバガウティノフを相手にUFC第8戦目を迎えた。ともにUFC王座挑戦経験もあるランカー同士の一戦となる。

 堀口は空手仕込みの強烈な打撃を武器に活躍。これまで7戦6勝1敗の好戦績を収めており、唯一の黒星は昨年4月にUFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソンに喫したもの。今年1月にKRAZY BEEからアメリカの名門アメリカン・トップチームに移籍し、アメリカを拠点に再び王座挑戦を狙う。

 対するバガウティノフはレスリングとコマンドサンボをバックボーンとするファイター。2013年のUFCデビューからいきなり3連勝を飾ると、堀口より一足早く2014年6月に王者ジョンソンに挑戦。判定で敗れたがフルラウンドを戦い抜き、その実力を示している。

 1R、バガウディノフが堀口の右の飛びヒザ蹴りをキャッチ。堪える堀口をケージ際でテイクダウンする。堀口は胸を合わせて立ち上がると、巧みに体勢を入れ替えバガウディノフをケージに押しつける。足を引っ掛けてバガウディノフの体勢を崩すと、背後からパンチを打ち込む。バガウディノフはこれを逃れると、再び組み付き堀口を抱え上げてテイクダウン。堀口はすぐに体勢を入れ替えて立ち上がった。

 2R、接近戦から組みの攻防を繰り広げる両者。堀口は離れ際にヒザ蹴りを叩き込む。再び距離が近づくと、バガウディノフが踏み込んだところへ、堀口が強烈な左フック。これでぐらついたバガウディノフは組み付いて凌ごうとするが、堀口は上手く差し替えして組みの攻防をコントロール。

堀口がUFCで7勝目を上げ、タイトル再挑戦に一歩前進した

 3R、前に出てくるバガウディノフと打ち合いに応じる堀口。バガウディノフは片足タックルを仕掛けるが、堀口はケージを背にしっかり堪え、上からヒジを落とす。バガウディノフが再びタックルを仕掛けると、堀口は鋭いヒザ蹴り。終盤には再び組みの攻防から、今度は堀口が下に潜り込みテイクダウンを奪った。

 レスリング出身のバガウディノフを相手に、組み負けること無く優勢に試合を進めた堀口。進化を見せつけて判定をモノにした。試合後、マイクを向けられると、「KOしたかったので、もっと練習しないといけない」と英語で第一声。チーム移籍の成果について聞かれると、「めちゃくちゃ向上したと思います。チャンピオンシップ目指して頑張ります」と日本語で話した。

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3連勝を狙った石原(左)であったが、UFC初黒星を喫した

▼フライ級 5分3R
○アルテム・ロボフ(アイルランド)
判定3−0 ※30−27、30−27、29−28
●石原“夜叉坊”暉仁(いしはら・やしゃぼう・てると/Team Alphamale Japan) 

 UFC選手育成番組「ROAD TO UFC JAPAN」での活躍を機にUFCと選手契約を結んだ石原。 今年3月に本格参戦を果たし、現在2試合連続KO勝利中と勢いに乗る。対するロボフはUFCで3試合を戦い現在1勝2敗の戦績。前回8月の『UFC 202』で初白星を上げた。また、UFC史上初の2階級同時制覇を達成したコナー・マクレガーのトレーニングパートナーを務めていることでも知られる。 

 1R、サウスポーの石原は左の蹴りを上下に散らし、時折パンチでロボフのボディを狙う。ロボフは石原の蹴りに合わせて鋭い右フックと左ジャブ。石原は終盤に右フックを被弾し、ぐらついたところにロボフの強烈な左右フック連打を叩き込まれた。 

 2R、ロボフはサウスポーにスイッチ。引き続き蹴りを散らす石原だが、ロボフの強打に押され始める。石原の蹴りに、ロボフは右アッパー&ジャブ、左フックを合わせる。さらに石原がパンチで踏み込んだところへ、前足に左右のローキック。疲れからか動きが落ち始めた石原は、終盤に再びロボフの左フックをくらい、足が止まったところへ連打を浴びた。

 3R、巻き返したい石原であったが、ロボフの左フックを再び被弾。さらにローを受けると、さばき切れずに体が流れる。テイクダウンを試みるも力なく、ロボフを倒すことが出来ない。劣勢が続く石原であったが、ロボフの左ローに合わせて振り抜いた左フックがクリーンヒット。ダウンしたロボフの上からパンチを振り落とす。

 しかし、ロボフはこれを凌いですぐに立ち上がると、終盤には石原を抱え上げてテイクダウン。マウントポジションを奪いパンチを振り落としたところで試合終了を迎えた。

 試合後、チームメイトのマクレガーがリングに上がりロボフを祝福。場内が大歓声に包まれる中、ロボフが勝ち名乗りを受けた。3連勝を狙った石原であったが、ロボフの強打の前にUFC初黒星を喫する結果となった。

PHOTOS=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)   

●次ページ:ゲガール・ムサシが衝撃TKO負けのリベンジマッチへ

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