【ZST】無敗王者ついに敗れる、柏﨑がGRACHAN手塚に完封負け
▼セミファイナル(第10試合) 第二代ZSTライト級王者決定トーナメント決勝戦 ZSTタイトルマッチルール 5分3R
○平 信一(綱島柔術)
TKO 2R 4分58秒 ※パウンド
●藤巻 優(パラエストラ小岩)
※平が王座に就く。
今年7月に小谷直之がZSTライト級王座を返上。空位となった王座を懸けて、トーナメントを勝ち上がった平と藤巻が激突した。
1R開始のゴングと同時に平が飛びヒザ蹴り強襲。これはかわされるが、なおも頭から怒濤の勢いで藤巻めがけて突進。”暴走柔術”の異名に恥じないファイトスタイルでさっそく会場を沸かせる。
一方、藤巻は向かってくる平に対し落ち着いて対応。パンチを浴びせてバランスを崩させ、平がマットにヒザをつけるとすかさずバックを奪ってパンチを落とす。これを嫌がる平が下を向いてマットに額をつけたところを、すかさずチョークで絞め上げた。
平はピンチに陥るも、何とか耐えて脱出。立ち上がると再び藤巻に突進し、今度はテイクダウンに成功した。平らはトップをキープするが、下になった藤巻はアームロックやヒールホールドを仕掛けて攻めの姿勢を崩さない。
2R、平はまたもや突進してタックルからテイクダウンを狙うが、藤巻はがぶってディフェンス。そのまま平を押し倒すと、サイドについて上からパンチとヒジを落とす。平はこれを振りほどいて立ち上がるが、再び藤巻につかまり再びテイクダウンを許してしまう。
しかし、平は下になった状態から両足で藤巻を押し上げ体勢を崩させると、すかさず体勢を入れ替えバックを奪い返した。いったん藤巻が立ち上がるが、逃げようとしたところを平が捕らえて後方への投げからテイクダウン。上から藤巻の片腕を両足で押さえてパウンド連打。さらにマウントへ移行してパンチを振り落とし、藤巻の動きが鈍くなったところでレフェリーが試合を止めた。
平が勢いそのままにTKO勝ちで王座を手にした。試合後、平は息を切らしながらマイクを握ると、「勝ったぞ。おい、RIZIN。まだカード忘れてんじゃねえか? 平vsボブ・サップ、忘れてんじゃねえか?」と、RIZINにまさかのサップ戦をアピールして会場を盛り上げた。
●次ページ:RIZIN出場決定の伊藤盛一郎がグラップリングマッチに挑む
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