【NJKF】デッカーが健太を流血させ新王者に
ニュージャパンキックボクシング連盟
「NJKF 2016 7th ~NJKF20周年記念 WBCムエタイ 5大タイトルマッチ~」
2016年11月27日(日)東京・後楽園ホール
▼第9試合 メインイベント2 WBCムエタイ・インターナショナル・ウェルター級王座決定戦 3分5R
○サモン・デッカー(スウェーデン/WBCムエタイ世界ウェルター級13位)
判定3-0 ※49-48、49-48、49-47
●健太(E.S.G/WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者、WBCムエタイ世界ウェルター級12位)
※デッカーが新王座に就く。
健太は昨年9月以来負けなし、引き分けを挟み9連勝と絶好調で悲願だったWBCムエタイ・インターナショナル王座決定戦を迎えた。健太と王座を争うデッカーはタイでも試合経験を積んでいる25戦18勝7敗の24歳。ファイタータイプの戦いぶりから“ラモン・デッカーの再来”と期待を集める選手だという。
そのデッカーのセコンドには、日本でラモン・デッカーと対戦したムエタイの名選手で“殺しのキッス”ことセンティアンノーイが就いた。健太はマッスルポーズを交えた独特のワイクルーで場内を沸かす。
1R、デッカーは前蹴りを多用して探りを入れ、右ミドルも蹴る。健太は最初から強い右ローを狙い撃ち。デッカーはローを蹴られると同じく強い右ローを返してくる。
2R、1Rとは明らかに威力が違う左ミドルを蹴るデッカー。思い切り振り回すようなフックも繰り出す。健太はジャブと右ローを的確に当てていく。両者とも縦ヒジを出す。ラウンド終了間際、健太の右フックがクリーンヒットし、一気にパンチをまとめる。
3R、両者ともジャブをどんどん当てての右ロー。圧力を強めて前に出るデッカーは強烈なフックを放つが、健太はまともにもらわない。逆に左ボディブローをヒットさせていく。しかし、デッカーは左ミドルを何発もヒットさせる。
4R、デッカーは左ミドルを次々と命中させ、強烈な左ボディブローも健太のボディへめり込ませる。パワフルなパンチと左ミドルで前へ出るデッカーに健太はジャブと右フック、右ローで応戦するが、圧力に押され気味。
5R、圧力をかけて前に出るデッカーがパンチ、首相撲からのヒザ蹴りで攻勢。そして首相撲からの右ヒジで健太の左目上をカットして流血に追い込み、さらにヒジの猛攻を加える。
ドクターチェック後、再開するとパンチで逆転を狙う健太だが、デッカーも激しく打ち合う。そして試合終了のゴング。
デッカーが前評判通りの強さを見せての判定勝ち。健太の悲願は達成ならなかった。
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