【ROAD FC】アソルが佐々木信治にTKO圧勝
▼第5試合 ROAD FCミドル級タイトルマッチ 5分3R
○チャ・ジョンファン(韓国/王者)
TKO 延長R 2分40秒 ※右フック
●RYO(ランズエンド・ZERO-ONE MAX/DEEPミドル級王者/挑戦者)
※ジョンファンが初防衛に成功。
1R、右ストレートを打ち合った両者は右ローも蹴り合い、パンチの打ち合いからジョンファンが組み付くとRYOが逆にテイクダウン。肩固めを狙い、バックも奪うがジョンファンは立ち上がる。
2R、RYOの右ミドルをキャッチしたジョンファンがテイクダウン。足関節を狙うがこれは極まらず立ち上がる。RYOもテイクダウンを奪うがジョンファンは立ち上がり、パンチで前に出るとRYOは被弾してしまう。組み付くRYOにジョンファンが逆にテイクダウンを奪い、肩固めの体勢に。
3R、パンチを打ち合う両者。前に出るのはジョンファンだ。RYOのテイクダウンを防いでパンチを打っていくが、RYOも打ち返して本戦はドローに。延長戦へ突入する。
ジョンファンはさらにプレッシャーを強めてパンチで前へ出る。テイクダウンを奪ったRYOだがジョンファンは立ち上がり、右フックからタックルを仕掛けるもRYOが防いでテイクダウンを奪う。しかし、やはりすぐに立ち上がるジョンファン。
パンチで襲い掛かるジョンファンが右フックから左フック、そして右フック。一方的に打たれるRYOを見てレフェリーがストップした直後、RYOは崩れ落ちた。
▼第4試合 ROAD FCバンタム級 5分3R
○キム・スーチョル(韓国/ONE世界バンタム級王者)
一本 2R 3分49秒 ※腕ひしぎ十字固め
●清水俊一(総合格闘技宇留野道場)
当初、元ONE世界バンタム級王者キム・スーチョルvsキム・ミンウによるROAD FCバンタム級タイトルマッチが予定されていたが、ミンウが怪我により大会を欠場。代わりに元UFCファイターのスコット・ヨルゲンセン(アメリカ)の出場が決まったが、今度はヨルゲンセンが怪我により出場を断念。パンクラスを主戦場とする清水に白羽の矢が立った。
1R、スーチョルはローキックとバックスピンキックを繰り出し、清水はタックルを仕掛けるが切られて自ら下になる。スーチョルがパンチを見舞うとすぐに立ち上がる清水。再び清水がタックル、スーチョルはフロントチョークの体勢に。これは極まらずブレイクに。寝技に持ち込もうとする清水だが、下になってしまいスーチョルのパンチを浴びる。
2R、清水のタックルにスーチョルが左ミドル。そのまま清水がまたも下になるが、立ち上がったスーチョルがパンチを見舞い、マウントポジションを奪う。しがみつく清水だが、スーチョルは身体を離してパンチを打ち込み、最後は腕十字をガッチリと極めて圧勝を収めた。
▼メインイベント 第8試合 ROAD FCスペシャルチャリティマッチ ウェルター級 5分2R
○近藤哲夫(FightingTeam A-TOYS)
TKO 1R 2分35秒
●キム・ボソン(韓国)
この試合がMMA初挑戦となるボソンは、韓国の映画やドラマを始め、バラエティ番組などでも活躍する人気俳優。そんな彼がリングに上がるというだけあって、韓国では大々的に記者会見が開かれるほどの注目の高さだ。また、ボソンは日頃から小児がんを患う子どもたちをサポートするための活動を行っており、今回のボソンのファイトマネーと大会の入場収益全額が寄付されることになっている。
そのボソンと対戦する近藤は、関西を拠点に開催される格闘技イベント『ACF』などで代表を務めながら、自らも現役選手として”武士正”のリングネームで活動。自らのイベントを始め、アクセルやグラチャンなどの大会にも出場経験があり、金泰泳や松井大二郎と拳を交えている。ボソンは50歳、近藤は48歳。
ボソンが『ロッキー』のテーマ曲で入場すると、場内は大歓声に包まれる。
1R、いきなりパンチで襲い掛かるボソン。左フックでバランスを崩した近藤だが、すぐに足をすくってテイクダウン。バックからマウントを奪い、しがみつくボソンにパウンドを打ち込む。そして腕十字に入るが、ボソンは強引に腕を引き抜いて上からのパウンド。
場内から大歓声、そしてキム・ボソンコールが沸き起こる。ブレイクでスタンドに戻ると、近藤の右ストレート。ボソンが右目を抑えて立ち尽くし、無防備な状態に。そこへ近藤がパンチで襲い掛かり、ボソンが倒れたところへパウンド。レフェリーストップで近藤の勝利となった。
近藤はインタビューを受け、「ボソンさんはかなりハードなパンチで強いファイターでした。終わり方がちょっとアレだったので、もう1回出来るなら」と再戦を受けると語った。
PHOTOS=ROAD FC(C)
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