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【修斗】グランディが世界王者・斎藤に圧勝

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2017/01/29(日)UP

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組みの攻防からの離れ際にヒジ打ちを放つ佐藤(右)

▼第4試合 修斗環太平洋バンタム級(-61.2kg)次期挑戦者決定戦 5分3R
○佐藤将光(坂口道場一族/修斗環太平洋バンタム級1位)
TKO 2R 1秒 ※ヒジによるカット→レフェリーストップ
●祖根寿麻(ZOOMER/修斗環太平洋バンタム級2位)

「次の試合で負けたら引退します」と公言して試合に臨んだ祖根。佐藤と環太平洋バンタム級王座への挑戦権を懸けて対戦する。

 1R、両者ともパンチを繰り出す。前に出る佐藤が右ローからの左ボディブローをヒットさせる。組みの攻防になると佐藤は右ヒジもクリーンヒット。離れても佐藤がプレッシャーを与えて前に出て、ミドルをキャッチした祖根へ右ヒジ。祖根は頭部から出血してドクターチェックを受ける。再開後も佐藤の右ヒジがヒットし、これで祖根は左目上をカットされて流血する。

 2Rが始まると同時に祖根はドクターチェック。ここでストップがかかり、佐藤がTKO勝ちで3月24日(金)東京・後楽園ホール大会にて王者・石橋圭太へ挑戦することが決定。

 ベルトを持って登場した石橋は「この階級で試合をしていたらいつか佐藤選手とやると思っていたし、初防衛戦は佐藤選手になると思って練習していました。防衛戦もボコボコにされると思いますが、ガムシャラにしがみついて最後は一本獲りたいと思います」と挨拶。

 佐藤は「ようやくベルト挑戦まで辿り着いた。僕も石橋選手とはずっとやるなと思って準備をしてきた。アツい試合をするので僕がベルトを巻く姿を見にきてください」とアピールした。


 

青井(上)の右フックを被弾し、崩れ落ちた児山(下)

▼第3試合 フェザー級(-65.8kg) 5分3R
○青井 人(BLOWS)
TKO 1R 2分07秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●児山佳宏(パラエストラ松戸/第5代修斗環太平洋ウェルター級王者)

 これまでライト級(70.3kg)で活躍してきた児山が、今大会よりフェザー級(65.8kg)に階級を変更。児山は2013年12月の公式戦を最後に修斗を離れ、2014年5月からパンクラスに参戦。4勝1敗と勝ち越し、昨年7月大会で約3年ぶりに修斗に復帰して修斗世界ウェルター級7位・ABから勝利を奪っている。

“岡山の天才”と呼ばれている青井は、2014年全日本アマ修斗選手権を史上最年少の17歳で制するなどプロデビュー前から話題の存在だった。デビューから5戦5勝無敗の20歳の新鋭が36歳のベテランに挑む。

 1R、組んできた児山を投げる青井だが、児山はすぐに体勢を立て直してテイクダウンを許さない。青井が豪快なバックスピンキックを見せ、かわした児山が前に出て左フックを放とうとしたところへ青井が打ち下ろしの右フック。児山がばったりと倒れ、青井がパウンドを2発入れたところでレフェリーストップとなった。

 豪快TKO勝ちを収めた青井はマイクを持つと、「今日の児山選手はだいぶ強い選手で不安で緊張しましたが、今までやって来た練習をぶつければ負けない自信もあった。早くKO出来てめっちゃ嬉しかったです。ちなみに僕、1週間前に誕生日で20歳になったので、ここまで育ててくれた親に感謝しています。恩返しできるように勝っていきたいと思います」とアピールした。

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