【MAX FC】MIOのライバルUnion朱里が女子三冠王に
2月19日(日・現地時間)韓国・ソウルで開催された韓国のメジャー打撃格闘技大会『MAX FC』に、シュートボクシング女子ミニマム級2位Union朱里(グラップリングシュートボクサーズ)が参戦した。
朱里は昨年9月に中国で開催された『I-1world MUAY THAI CHAMPIONSHIP』でWMCI-1 ASIA 51kg王座に就き、12月には香港で開催された同大会でWMCI-1 ASIA 54kg王座も獲得して二階級制覇に成功。国内ではMIOに阻まれGirls S-cupトーナメント準優勝、SB日本女子ミニマム級王座決定戦で敗れるなどしているが、海外では抜群の強さを発揮している。
MAX FCには初参戦となる朱里だが、これまでの日本での実績が評価されたことで、いきなりMAX FC女子-52kg暫定王座決定戦に抜擢、韓国のパク・ソンヒと対戦した。
1R、蹴り主体の攻めを見せるソンヒに対し、朱里は左フックからすかさず左ヒザ蹴りを叩き込み早々にダウンを奪う。さらに、立ち上がるもダメージが残るソンヒをパンチで畳み掛けて、2度目のダウンを奪った。
巻き返しを狙うソンヒは3R、左右ロー、ミドルと手数で上回っていくが、4R、朱里の左のパンチがボディと顔面をとらえる。
5R、ソンヒの左ミドルをキャッチして朱里は左ストレート。ソンヒのワンツーから蹴りはしっかりガード。すかさずパンチを返す。手数でソンヒ、有効打で朱里か。最後はソンヒが声を上げながらパンチ連打で前に出るが終了。2度のダウンを奪って判定勝ちした朱里が、海外で3本目のタイトルを獲得した。
試合後の勝利者インタビューで朱里は、「初めてのMAX FCでしたが、1Rで2回ダウンを取ったのに、倒せなかったのは悔しかったです。入院中のチャンピオンがいるみたいなので、早く怪我を治してもらって、本物のチャンピオンになりたいです。本当に強い選手とは分かっていますが、日本人にはもっと強い選手がいて、私もその中の1人です。(戦う時は)1RでKOしてやりたいと思います」と来るべき王座統一戦に向け力強く意気込みを語った。
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