【J-NETWORK】八神剣太、試合巧者ぶり発揮し初防衛
▼第5試合 J-NETWORKライト級王座決定戦 3分5R延長1R
○内堀裕斗(UNDER GROUND/同級3位、WMC日本ライト級王者)
判定3-0 ※49-48、49-47、49-47
●渡辺理想(極真会館/同級4位、RISE同級8位)
※内堀が新王座に就く。
この試合は当初、次期挑戦者決定トーナメントの決勝戦であったが、前口太尊が王座を返上したことにより王座決定戦として行われることとなった。
内堀は2015年2月のプロデビューから12戦11勝1分と無敗を維持する22歳。昨年12月のBOM大会では、元NJKFライト級王者の翔・センチャイジムを破り、WMC日本ライト級王座を獲得している。
対する渡辺は華麗な足技を武器に、極真会館第24回全日本ウェイト制空手道選手権大会中量級で準優勝を収めた実績を持つ。昨年10月にJ-NET初参戦を果たすと、MAランカーのMO刃KIにTKO勝ち。12月には小磯哲史に勝利し、ベルトまであと一歩となった。
1R、お互いのパンチがいきなり交錯。首相撲からヒザ蹴りを放ち合いうなど、両者が積極的に攻める。
2R、内堀は得意の左ストレート、さらに首相撲からヒザ蹴りを繰り出す。渡辺はローとミドルを返しながら、接近戦からアッパーをヒットさせる。
3Rに入ると、内堀が首相撲からのヒザ蹴りを徹底。離れ際にヒジ打ちも浴びせる。渡辺は徐々に消耗が見え始め、内堀のプレッシャーを前に下がり気味となる。
4R、内堀の首相撲地獄からなかなか抜け出せない渡辺。離れるとすかさず強烈なボディストレート、さらにフックで顔面を狙うが空を切る。内堀は力強く組むと、ヒザを何度も突き刺す。
5R、劣勢の渡辺がパンチで前に出て、右フックをクリーンヒットさせると、内堀の動きが一瞬止まる。内堀もヒザ蹴りとパンチで応戦し、両者が激しい打ち合いとなった。
首相撲からのヒザ蹴りで圧倒した内堀が判定勝ち。昨年のWMC日本王座に続き、J-NET王座を獲得して、無敗の二冠王に輝いた。
▼第12試合 54kg契約 3分3R ※ヒジ有り
○清志(NJKF・新興ムエタイジム/NJKFバンタム級9位)
判定2-0 ※29-28、29-29、29-28
●工藤“red”玲央(ファイヤー高田馬場/J-NETWORKスーパーバンタム級8位)
前日計量を600gオーバーした工藤は減点1からスタート。1R、その工藤がスピードに乗ったパンチで攻勢に。左右ボディフックを見舞い、首相撲からの離れ際にはヒジで強襲する。
2Rには、清志も距離を詰めてパンチ&ヒジからミドルにつなげる攻め。しかし、3Rに入ると、再び工藤が回転の速いパンチのラッシュをボディと顔面に叩き込む。清志は組み付いてのヒザ蹴りで応戦した。工藤の手数が目立ったが、減点の影響もあり、清志が判定をモノにした。
▼第11試合 59kg契約 3分3R ※ヒジ有り
○シンダムOZGYM(タイ/OZ GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-28
●鷲尾亮次(レグルス池袋/J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
1R、ローを放つ鷲尾に対して、シンダムはミドルから一気に距離を詰めて縦ヒジ。2Rには、鷲尾がパンチでとび込んできたところに、シンダムがヒジを合わせて左目上部をカット。鷲尾はドクターチェックを受ける。3R、鷲尾は前に出てパンチを振るうが、シンダムは距離を取ってクリーンヒットを許さず、判定勝ちを収めた。
▼第4試合 J-NETWORKヘビー級次期王者挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
○坂本英則(修実館/J-NETWORKヘビー級3位)
TKO 2R 1分07秒
●山中政信(正道会館/J-NETWORKヘビー級6位、RISEヘビー級8位)
▼第3試合 ライト級 3分3R ※ヒジあり
-吉田優太(マカコ柔術アカデミー/J-NETWORKスーパーフェザー級5位)
試合中止 ※吉田が規定体重をクリアーできず
-宮里康司(TARGET)
▼第2試合 J-NETWORK2016ライト級新人王トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○髙橋優斗(STB JAPAN)
判定3-0 ※三者とも30-28
●冨沢貴人(OOTA DOJO)
▼第1試合 ライトヘビー級 3分3R
○ナンファーCHU(アントジム)
TKO 2R 2分03秒
●西山鋼(芦原会館西山道場)
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