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【DEEP JEWELS】成長する39歳・黒部が女王の座に「世界を目指す」

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2017/02/25(土)UP

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バックを奪い、パンチを入れるレイナ。デビュー2戦目にして元UFCファイターを撃破

▼第3試合 DEEP JEWELSライト級 5分2R
○KINGレイナ(リバーサルジム 立川 ALPHA)
判定3-0
●シェイナ・ベイズラー(アメリカ/UWF USA/Hybrid Fighter)

 重量級期待の新星として昨年11月に衝撃デビューを果たしたKINGレイナが、プロ2戦目にして元UFCファイターのベイズラーと激突する。

 KINGレイナは10年を超える柔道歴を持ち、インターハイ東京予選女子70kg級では3位に入賞。2015年『プーチン大統領杯第41回全日本サンボ選手権大会』にも出場し、女子68kg級で優勝して女子プーチン大統領杯を受賞した。また、柔術選手権大会にも出場し、アームロックや腕十字で一本勝ちして現在無敗(紫帯)。昨年11月大会でプロデビューを果たし、腕十字で一本勝ちしている。

 対するベイズラーはジョシュ・バーネットの愛弟子であり、2014年からUFCに参戦。戦績は15勝10敗で、15勝のうち14勝が全て関節・絞め技による一本勝ちという驚異的な寝技の強さを持つ。

 1R、ゴングが鳴ると同時に突進して殴りかかるレイナ。場内からはどよめきが起こる。その勢いのままレイナがテイクダウンを奪い上になるが、ベイズラーはリバーサル。ベイズラーにバックを奪われたレイナが向き合って上のポジションを奪い返すと、ベイズラーは下からの腕十字。

 これを防いだレイナは相手の首を脇に抱えて後ろへ反り投げ。マウントを奪ってパウンド、さらに腕十字を狙ったがこれは失敗。上になったペイズラーにパウンドを打たれる。するとレイナは下から足関節技を仕掛けて寝技に引きずり込み、ベイズラーと足関節技の掛け合いとなった。

 2R、ベイズラーがタックルで組み付きレイナをテイクダウン。レイナはすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると今度はレイナが投げでテイクダウンを奪う。上下を入れ替えながらベイズラーは足関節技、レイナは腕十字を仕掛ける、レイナがマウントを奪い。最後に腕十字にいくがこれは防がれた。

 場内が沸きに沸いた重量級の熱戦は判定3-0でレイナが勝利。

 レイナはマイクを持ち、「今日は一本じゃなかったけれど元UFCファイターに勝ったから許してください。てことで佐伯代表、なるべく早く、次でもいいので海外で試合をさせてもらえればと思うんですがどうですか。RIZINでもいいですし、海外でも、さっさとやってトップに立ちたいんで」と高らかに宣言した。

 試合後のインタビューでは、「思ったより強くなかったっすね。普通に余裕でした。元UFCファイターってこんなもんなんだって思いました」と豪語したレイナ。今後に関しては「まずはRIZINに出て外国人をぶっ倒す。強い相手とやらせて欲しい。それと早く海外で試合がしたいっすね」とふてぶてしく語った。

●編集部オススメ記事
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打撃とテイクダウンを組み合わせた冨松(左)が判定勝ちで連敗から脱出

▼第2試合 DEEP JEWELSアトム級 5分2R
○富松恵美(パラエストラ松戸)
判定3-0
●KAI(リバーサルジム立川 ALPHA)

 1R、パンチからテイクダウンを狙っていく冨松。KAIもディフェンスしてなかなかテイクダウンを許さなかったが、残り1分で冨松がテイクダウンに成功。パウンドからバックを奪い、スリーパーの体勢になった。

 2R、パンチの打ち合いから冨松がタックルでコーナーへ押し込む。パンチからどちらかが組み付いてテイクダウンを狙うが、ブレイクになるという展開が続く。終盤にKAIがパンチのラッシュを仕掛けるも冨松はタックルに持ち込み、判定3-0で勝利した。

 冨松はマイクを持つと、「去年はRIZIN出たい病の石岡さんを倒したのはよかったんですが、どん底に陥って不安いっぱいでした。まだ出せることがあるので満足はしていませんが、勝ててよかったと思います。時間は長く出来ませんが、今日もタイトルマッチがあるのでそこへ必ず食い込んでいけるように頑張っていきます。RIZIN効果もありますが、今日は立ち見もいて満員です。ここに新女子格闘技時代開幕と言ってもいいのではないでしょうか」とアピールした。


試合開始からすぐ、SARAMIがフロントチョークを極めた

▼第1試合 DEEP JEWELSアトム級 5分2R
○SARAMI(パンクラスイズム横浜)
一本 1R 39秒 ※フロントチョーク
●ジョン・イェジン(TEAMフェトラ/CMA KOREA)

 北岡悟、川村亮らをダンサーとして引き連れ、『キャッツアイ』の入場曲で踊りながら入場したSARAMI。

 1R、SARAMIが右フックをヒットさせてダウンを奪い、上からパウンド。起き上がろうとしたイェジンをフロントチョークに捕らえて秒殺一本勝ちを飾った。

 SARAMIはマイクを持つと「私はDEEP JEWELSのチャンピオンになりたいんですけれど、試合がなかなか決まらないんです。アトム級の皆さん、私と試合をしてください」と訴えた。

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