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【シュートボクシング】次世代エース・海人が善戦、ザカリアが僅差で勝利

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2017/04/08(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

元貴(左)の顔面に前蹴りを浴びせた内藤(右)

▼第6試合 フェザー級(57.5㎏契約)エキスパートクラスルール 3分3R無制限延長R
○内藤大樹(ストライキングジムAres/SB日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●元貴(立志會館/SB日本フェザー級2位)

 同時二階級制覇を狙う内藤が、それを阻止せんとフェザー級トップコンテンダーの元貴が迎え撃った。 

 1R、ローの蹴り合いで探り合う両者。元貴のヒザには内藤が左フックを合わせる。内藤は蹴り主体の攻めでペースを上げると、元貴も攻撃を交わしながらボディブロー、ジャンピングキックを返し、接戦の攻防となる。

 2R、内藤のプレッシャーの前に、元貴は下がりながら左ジャブ、右ミドル。内藤はパンチをもらいながらも右ハイ。そして蹴りを散らしてボディブロー、左フック。内藤が次々と攻撃を当て、元貴は右目をカットし流血しながらもミドルとパンチを返す。

 3R、接近戦で打ち合う両者。内藤は左ミドル、左フックと左の攻撃でさがらせリード。手の出なくなった元貴に、内藤は顔面前蹴り、回転の速い連打。元貴もパンチを返していくが、内藤の手数の前にさがりっぱなし。内藤がフルマークの判定勝ちを収めた。


 

MIO(右)の強烈な右ストレートで歪むヴィッキー(左)の顔面

▼第5試合 48.0kg契約 エキスパートクラス 特別ルール 3分3R延長無制限R
○MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者)
TKO 2R2分 ※ドクターストップ
●ヴィッキー・タン(香港/BOMBER GYM/WMFムエタイ48㎏級世界王者)

 1R、ローを蹴りながらプレッシャーをかけるMIOに、ヴィッキーはサークリングしながら様子を伺う。強引に詰めるMIOは右ミドルから一気にパンチ連打で追い込む。MIOの強打を前に下がりっぱなしのヴィッキー。MIは右ストレートからの左フックでダウンを奪う。

 2R、手が出なくなったヴィッキーに、MIOは左ジャブから右ストレートを何度もクリーンヒット。ヴィッキーの左目は大きく腫れ上がりドクターチェックが入る。眼窩底骨折と診断され、ヴィッキーのドクターストップとなり、MIOがTKO勝ちした。
 


 

回転の速いパンチで攻勢に出た伏見(右)

▼第4試合 55.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○伏見和之(シーザー力道場/SB日本スーパーバンタム級2位)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●片島聡志(フリー/元WPMF日本スーパーフライ級王者)

 1R、前蹴りで距離を取る片島に、伏見はローを当てながら前に出てパンチを当てていく。伏見が連打で詰めると、片島は組み付いて攻撃を寸断させヒザ蹴り。伏見が終始プレッシャーをかけ、片島がさばく展開に。

 2R、変わらず蹴りで距離を取る片島に、伏見は左ボディ、右ストレート。組み付く片島に腰投げでシュートポイントを奪う。さらに回転率を上げる伏見は左ボディ、右ストレート。さらに2度目の投げでシュートポイントを追加。

 3Rは片島が左ローを狙い撃ちしながら積極的に前へ。伏見は下がりながらも左ボディ、左ストレート。お互いに激しく打ち合ったところでフルラウンド終了。伏見がフルマークの判定勝ち。 

●次ページ:17歳・笠原弘希はじめ若きSBランカーたちがそろって出撃

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