【J-NETWORK】RISEの村越がJ-NET王者を破り復活
▼第11試合 J-NETWORKスーパーフライ級王座決定戦 3分5R延長1R
〇松崎公則(STRUGGLE/J-NETWORKスーパーフライ級4位)
判定2-0 ※48-48、48-47、49-47
●鳩(あつむ/TSKjapan/J-NETWORKスーパーフライ級2位)
※松崎が新王座に就く。
若山龍嗣の引退返上により、空位となったJ-NETWORKスーパーフライ級のタイトルを賭け、蹴拳ムエタイスーパーフライ級王者・鳩とREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者・松﨑公則が王座決定戦を行う。
鳩は軽量級ながら相手をリングに沈めるハードパンチでKOを積み重ね、15年6月にはプロ6戦目にしてJ-NETWORKスーパーフライ級王座決定戦に大抜擢。若山に敗れたものの、判定2-1の接戦を演じた。
対する松﨑は昨年10月のREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座決定戦で二階級制覇に成功。以前にはWPMF日本スーパーフライ級王座も獲得しており、今回勝てば四冠王となる。
1R、鳩が右ミドルを主軸にし、右飛びヒザ蹴り、左右フックをヒットさせて優勢。松崎はローをコツコツと蹴っていく。
2Rも松崎はローをコツコツと蹴り続ける。鳩もローを蹴り返してパンチを狙うが、松崎のヒジを警戒してか手数が減った。
3R、松崎は左ローに加えて左ミドルも蹴りだすと、鳩は左右フックを叩き込む。これに松崎も左ストレートを返す。打ち合いに持ち込んだ鳩が有利に。
4R、左右フックを打ち込む鳩だが、松崎も左のパンチをしっかりと返す。ポイントを奪われないようにしっかりと攻撃を返していく松崎。
5R、松崎が相打ちの左フックから一気にラッシュし、鳩にパンチを連続ヒットさせて圧倒する。松崎の右ヒジがヒットしたところでダウンが宣告され、鳩は耳から流血してドクターチェックも受ける。
しかし再開後、松崎がラッシュをかけて倒しに行ったところで逆に右ヒジをもらって松崎も流血。ドクターチェックとなる。松崎の右フック、左ヒジがヒットして鳩が倒れ、ダウンかと思われたが松崎にドクターチェックが命じられる。再開後、パンチで倒しにいく鳩に松崎もヒジを打ち返す。
5Rは大熱戦となり、判定2-0で松崎が4本目のベルトを獲得。飛び上がって喜んだ松崎は、「松崎41歳、今年後厄です。今年42歳の松崎。今日は5月5日こどもの日ですが、今日からは中年の日にさせていただきたいと思います」と“中年の星”ぶりをアピールした。
※この試合の速報動画(4Rからノーカット)はこちら
▼第10試合 J-NETWORKスーパーウェルター級次期王者挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
〇笹谷 淳(Team COMRADE/J-NETWORKスーパーウェルター級1位)
判定2-1 ※30-29、29-30、30-29
●加藤智亮(バンゲリングベイ・スピリット/誠真会館/J-NETWORKスーパーウェルター級3位)
J-NETWORKスーパーウェルター級王者・北斗拳太郎への挑戦権を懸けて、元J-NETWORKウェルター級王者・笹谷と、2015年北斗旗全日本空道体力別選手権大会-250クラス優勝者・加藤が対戦。
1R、笹谷は飛び込んでの左フック、得意のヒジを遠い間合いから繰り出して前進。加藤はたびたびハイキックを狙う。
2R、笹谷の左フック、左ローを浴びる加藤だが、ハイを織り交ぜながらのパンチで主導権は握らせない。
3R、ヒジで前へ出て攻める笹谷を蹴りで迎え撃ち、ヒザを突き刺す加藤。しかし、勢いとアグレッシブさでは笹谷が優る。判定2-1の僅差で笹谷が試合を制した。
笹谷は「日本のおじさんです。疲れました。加藤君のおかげ、俺のことを狙っている相手がいるおかげで頑張れます。とにかくみんなの応援で頑張れます。(昨年の)10月10日に北斗君に負けて何が何でもという気持ちで来ました。北斗君に必ず勝ちたいと思います」と、王者・北斗拳太郎へのリベンジを宣言した。
●次ページ:6戦無敗のスーパールーキー小嶋の試合、グレイシャア引退式
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