【J-NETWORK】極真会館・藤田が再起戦でTKO勝ち
▼第11試合 J-NETWORKスーパーフェザー級次期王者挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
〇羽田大輔(K&Kボクシングクラブ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●小磯哲史(TESSAI GYM/蹴拳ムエタイスーパーフェザー級王者)
J-NETWORKスーパーフェザー級王者・鷲尾亮次への挑戦権を懸け、蹴拳王者・小磯と羽田が挑戦者決定戦を争った。
小磯は43歳のベテラン選手でJ-NETWORKを主戦場に活躍しながら、30戦を越すキャリアを持つ。今年1月には下東悠馬を4RにTKOで葬り、蹴拳ムエタイスーパーフェザー級王者に輝いた。対する羽田は左フックを得意とする35歳。J-NET参戦は2015年12月の上田ラジャサクレック戦以来、約1年半ぶりとなる。
1R、序盤はローとミドルの蹴り合い。離れた距離から攻撃を当てに行くのは小磯。右フックで羽田をグラつかせる。
2R、小磯のトリッキーな動きに惑わされなくなった羽田は、右ローを主体に有効打を奪い始める。前蹴りをボディへ突き刺し、パンチも当てていく。小磯はバックブローで対抗。
3R、スタミナ切れ気味の小磯に羽田がジャブ、右ストレートをヒットさせていく。小磯も左ミドル、左右フックで応戦するが、前に出る羽田のペース。そのまま優勢を保って判定勝ち。王座挑戦権を手にした。
羽田は「もう1回鍛えなおして鷲尾選手に挑戦したいと思います。みっともない試合で申し訳ないです。反省しています」と、さらに強くなってタイトルマッチに臨みたいとした。
▼第10試合 J-NETWORKウェルター級次期王者挑戦者決定トーナメント1回戦 サバイバルマッチ1
〇藤倉悠作(ASSHI-PROJECT/元J-NETWORKスーパーウェルター級2位)
判定3-0 ※三者とも30-28
●CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM/J-NETWORKウェルター級3位、蹴拳ムエタイウェルター級王者)
4選手によって争われるウェルター級次期王者挑戦者決定トーナメント。すでに“ブラックパンサー”ベイノアが決勝進出を決めており、その相手が藤倉vsCAZで決まる。藤倉はMMA(総合格闘技)出身で、“90年代キックのカリスマ”立嶋篤史の弟子。対するCAZのセコンドには同じく90年代に活躍した大道塾の加藤清尚が就いた。
1R、両者の応援団が最高潮に盛り上げる中、ゴング。フィジカルに優る藤倉が首相撲からのヒザ蹴り連打でペースを握る。離れると強烈な右ローからパンチ。CAZもパンチを返すがパワーに押される。
2Rも藤倉が力でねじ伏せるよな首相撲でヒザ蹴り、そしてCAZを転倒させる。右目が腫れあがるCAXもパンチとローを出すが、藤倉の圧力にペースをつかめない。
3Rも圧倒的なフィジカルの強さでCAZを押していく藤倉。右のパンチを当てると、組み付いてCAZをねじ伏せ倒す。
判定で藤倉が勝利し、狂喜する場内の応援団へ「不器用な試合でごめんね。決勝も技術無くても気持ちでいくから。ベルト獲るぞ」と宣言した。
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