【ROAD FC】下石康太が盤石の一本勝ちで初戦突破=100万ドル世界トーナメント
▼ライト級トーナメント1回戦(2) 5分3R
○シャミール・ザフロフ(ロシア)
判定3-0
●レオ・クンツ(アメリカ)
※クンツは前日計量オーバーのため5ポイント減点からスタート
トーナメント優勝候補の呼び声も高いザフロフ。コンバットサンボで153戦無敗の戦績を誇り、世界王座に3度輝いた実績を持つ。MMAでは32勝5敗1分の戦績を収めている。セコンドにはUFCライト級1位ハビブ・ヌルマゴメドフがついた。
対するクンツは名門アメリカントップチームの所属で、これまでに18勝3敗1分のMMA戦績を収めるファイターだ。
1R、豪快なパンチを振るうザフロフ。右ミドルから電光石火の右フックや右ストレートをヒットさせ、テイクダウンも奪うと上をキープしながらパウンドで削る。
2Rにはザフロフが左ミドルをクンツのボディーに効かせ、パンチで一気に畳み掛ける。しかし、ザフロフは負傷したのか、足を引きずるようになり、クンツの反撃に合う。
3R、クンツも打撃でアグレッシブに前に出るが、ザフロフは組みついて真骨頂を発揮。いったんテイクダウンを奪うと、クンツが起き上がっては背後から再び組んで倒すを繰り返し、消耗させ続けた。
試合終了後には左足を抱えるザフロフ。やはり試合中に痛めていた様子だ。それでも、前評判通りの強さを見せて判定勝ち。準々決勝へと駒を進めた。
▼ライト級トーナメント1回戦(7) 5分3R
○トム・サントス(ブラジル)
TKO 1R 07秒
●ナム・ウィチョル(韓国/元ROAD FCライト級王者)
ウィチョルは2014年から2015年にかけてUFCに出場。UFC初陣では後のパンクラス・ライト級王者となる徳留一樹を破ったが、その後2連敗を喫して離脱。今年4月のトーナメント予選でROAD FCに復帰するも、今回の相手であるサントスにTKO負け。中3カ月でのダイレクトリターンマッチを迎えることとなった。
1R開始直後、両者がほぼ同時にパンチを放ち、ウィチョルの右フックが先に顔面をとらえる。しかし、サントスは怯まずすぐに右フック2発を連続ヒット。ウィチョルがダウンしたところで怒濤の鉄槌連打で、レフェリーストップに追いやった。再戦は団体新記録となる試合開始わずか7秒で決着を迎えた。
▼ライト級トーナメント1回戦(6) 5分3R
○ホニ・トーレス(ブラジル)
一本 1R 2分19秒 ※キムラロック
●エンヌール・アガエフ(ロシア)
トーレスは2010年に2度のUFC出場を経験し、現在は修斗の南米大陸ウェルター級王座に就いている。対するアガエフは2011年のプロデビューから地元ロシアの大会を中心に試合を重ね、昨年11月のROAD FC初陣で勝利を上げた。
1R、トーレスが左ミドルをキャッチしてテイクダウン、すぐにマウントを奪う。アガエフがブリッジで跳ね返そうとすると、一瞬離れてポジションを取り直してサイドに移行。そこから腕を取ってキムラロックでタップを奪った。
●次ページ:ボクシングの元モンゴル代表が元ベラトール戦士を圧巻のTKO
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