【J-NETWORK】極真ベイノアがTKO勝ち、7戦無敗でキック王者に
▼第8試合 J-NETWORKスーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
△鷲尾亮次(わしお・りょうじ/レグルス池袋/J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
ドロー 判定1-1 ※49-48、49-49、48-49
△羽田大輔(K&Kボクシングクラブ/J-NETWORKスーパーフェザー級5位)
※鷲尾が初防衛に成功。
鷲尾は左ハイキックを始めとする蹴り技を武器とし、昨年2月に前王者のfire仭士を得意の左ハイキックでマットに沈め、悲願の王座奪取に成功。しかし、現在は3連敗中と不調に。今回は初防衛戦にして再起戦となる。
挑戦者の羽田は左フックを得意とする35歳。約1年半ぶりのJ-NETWORK参戦となった6月大会では、蹴拳王者の小磯哲史に勝利して自身初のタイトルマッチへと駒を進めた。
1R、羽田はサウスポーの鷲尾に対して左へ回り込む。鷲尾は左ミドルを命中させていき、ジャブで距離を取る。森はロー中心の攻め。
2Rも大きな展開はなく、羽田がワンツーを伸ばし、鷲尾が前蹴りで距離を取る。
3R、ミドルとローの蹴り合い。このラウンドは鷲尾が前に出ててパンチ、ヒザを放つ。羽田はローを蹴る。鷲尾が首相撲からのヒザを連打して優勢に。ミドルとローも蹴っていく。
4Rもミドルとローの蹴り合いが展開され、両者ストレートを伸ばす。鷲尾はヒジとヒザも繰り出すがクリーンヒットは奪えない。羽田は左右フック、右ヒジをヒットさせる。鷲尾はパンチを被弾する場面が目立ち、右ヒジのカウンターをもらって大きくグラつく。
5R、前に出る鷲尾が右ミドル、パンチとヒジから首相撲に持ち込む。鷲尾は首相撲からのヒザ蹴り、羽田は左右フックをヒットさせる展開。前に出る鷲尾だが、パンチをもらってしまう。
判定は三者三様のドローで鷲尾の初防衛となった。
▼第10試合 スーパーライト級 サバイバルマッチ1
〇増井侑輝(ますい・ゆうき/MA日本キックボクシング連盟/真樹ジムAICHI/MA日本ライト級6位)
TKO 延長R 23秒 ※ヒジによるカット→ドクターストップ
●藤田雄也(極真会館/J-NETWORKスーパーライト級9位)
※本戦の判定は28-27(増井)、28-28、28-28
1R、サウスポーの増井は左ミドルからの左ストレート、さらに左ヒジで藤田を下がらせる。藤田も右ストレートからの右ハイで反撃。蹴り合いが繰り広げられる中、藤田が右ハイでダウンを奪う。
一気にラッシュを仕掛ける藤田。またも右ハイをヒットさせ、左右フックを見舞う。増井は組み付いてこのピンチをしのいだ。
2R、ダメージから回復した増井が左ミドルからの左ヒジ打ちで前に出る。再び蹴り合いとなるが、増井は左ストレート、左ヒジ、首相撲からのヒザ蹴りで逆襲。この首相撲で藤田はペースダウンする。
3R、増井が左ストレートと左ヒジでラッシュ。さらに首相撲で藤田をねじ伏せる。増井がヒジの連打で藤田の右耳付近をカットしてドクターチェックに。再開後、さらにヒジを連打する増井。首相撲でも圧倒する。2度目のドクターチェック後、右ハイを放つ藤田だが、増井のヒジ連打を止められない。
判定はドローとなり、延長戦へ突入。ここでもヒジを叩きつける増井。藤田は前頭部付近をカットし、ドクターチェックでストップがかかった。増井は「しっかりKO勝利で飾れて会場も沸かせられたので自分的には満足していますが、まだまだ強くなるので、世界一になるまでやり続けるので応援していただける方はSNSのフォローをお願いします」とマイクアピールした。
▼第9試合 85kg契約 3分3R ※ヒジあり
〇ムハナド・アスラン(谷川道場/J-NETWORKライトヘビー級10位 J-NETWORK2017年度ライトヘビー級新人王)
KO 1R 42秒 ※右ハイキック
●細井ジャックダニエル光世(宝塾)
1R、アスランは細井を捕まえると打ち下ろしのヒジを見舞う。尻もちをつく細井。アスランはさらに首相撲で投げる。アスランは右ローを2発蹴り、右ハイキックでガードの上からだったがダウンを奪う。レフェリーはカウントを数えるが、試合続行は無理と見てアスランのKO勝ちを宣した。
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