【ビッグバン】K-1&Krush勢が席巻、林が恭士郎から王座奪う
▼第9試合 Bigbangライト級タイトルマッチ 3分3R
〇稲石竜弥(Team OJ/Bigbangスーパーウェルター級王者)
判定3-0 ※三者とも30-28
●中村圭祐(K-1ジムSAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
※稲石が初防衛に成功。
稲石はトリッキーなファイトを持ち味とし、2016年9月に王座を獲得。今回が初防衛戦となる。中村とは昨年6月にノンタイトル戦で対戦し、稲石がパンチでダウンを奪い判定勝ちを収めている。
中村はインターハイ・ボクシング準優勝の実績を持つパンチャーで、挑戦者決定戦では新日本キックボクシング協会ライト級4位ジョニー・オリベイラを2RでKOして挑戦権を手にした。
1R、中村は前蹴りを多用していく。しかし稲石は一気に入り込んでの左右フック。稲石の虚をつくバックハンドブローがヒットするが、中村も右ストレートを打ち返す。
2Rも独特なリズムで動き、飛び込んでの左ボディブローからの左右フック、右ストレートをヒットさせていく稲石。さらに両手を後ろで組んでノーガードになり“打って来い”と挑発。稲石ワールドがリング上で展開される。
3R、打ち合いにきた中村に稲石は右ミドル。中村が距離を詰めてくると左右フックを振り回し、左フックでグラつかせる場面も。中村のパンチは動き回る稲石をなかなか捉えることが出来ず、逆に稲石のボディブローやバックハンドブローをもらってしまう。
稲石のトリッキーな動きは最後まで止まらず、判定3-0で稲石が防衛に成功。稲石は「倒せるところで倒せなくて課題満載ですが、その課題を克服してまたビッグバンに帰ってきます」とマイクで語った。
▼第8試合 57.5Kg契約 ビッグバンルール 3分3R
〇リョウ・ペガサス(アカデミア・アーザ/元RISEフェザー級1位)
判定3-0 ※29-28、30-27、30-27
●佐藤祐平(谷山ジム/WBKF世界フェザー級王者、Bigbangフェザー級王者)
佐藤は今年6月にWBKF世界王座を獲得し、二冠王となって初の試合を迎えた。対するはこれまで数々のタイトルマッチを経験しているリョウ。
1R、リョウはいつものように左右へ回り込み、佐藤がそれを追う形。佐藤が右のパンチを放ったところでリョウが右のカウンターを合わせてダウンを奪う。佐藤はダメージなく立ち上がったが、リョウの動きに対応できていない様子。
2Rもリョウは動き回って右ローと左ボディブローで攻める。佐藤はパンチで追い詰めようとするが、リョウはコーナーやロープを背にするとくるっと体勢を入れ替えるため、捉えきれない。
3R、佐藤は逆転を狙ってパンチを出していくが、リョウが動き回って当てさせず、プッシュしての右ローで何度も佐藤を蹴る。さらにカウンターの右も当て、最後まで動き回って判定勝ちを収めた。
リョウはマイクを持つと「もしよかったらWBKFの世界チャンピオンに勝ったので、タイトルマッチを組んでもらえたら嬉しいです」とアピールしたが、「でも分かってますから大丈夫です」と早くも諦めモードに。
続けて「全力で持っているもの全てをぶつければ勝てると思うので、皆さんも一生懸命になれることを見つけてください。僕はこれからも真実を求めて歩き続けていくので明日も頑張りましょう」と観客にメッセージを送った。
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